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「まるで最終回」松本潤主演ドラマ2話に猛反響

連続ドラマの1エピソードとは思えない濃密な展開を見せた「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」
連続ドラマの1エピソードとは思えない濃密な展開を見せた「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」 - (C)TBS

 21日に放送された松本潤主演の連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」(TBS系、毎週日曜夜9時~)第2話で、松本演じる刑事専門の天才弁護士・深山が、26年前に冤罪で死亡した父親の事件に着手。視聴者たちの間で「最終回のような見応え」と盛り上がり、反響を呼んでいる。(ネタバレあり)

【写真】松本潤主演「99.9」キャスト!イベントの様子

 通常であれば最終回まで温存、もしくはシリーズを通して展開しそうな大事件を早くも2話にして解決。濃密なエピソードに、視聴者は「2話なのに内容が濃かったですね最終回のよう…泣けました」「最終回なのかなって思うぐらい見応えのある2話でした」「映画を観た後のように見応えのある2話でした」と大興奮。「大友検事正と深山先生との対決のシーンはハラハラして目が離せませんでした!佐田先生の言葉もかっこよかったです!」「大友検事正と深山先生の対峙シーン、迫力と凄みがあって見応えがありました!素晴らしかった!」「大友検事正と深山とのシーンは観ていてゾクゾクしました!」と、深山と宿敵・大友検事正(奥田瑛二)の緊迫の対峙シーンや、有終の美を飾った奥田の演技を絶賛する声も多くみられた。

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 第2話で描かれたのは、26年前に女子高生を殺害した疑いをかけられ無念の死を遂げた深山の父親で、レストランの店主だった大介(首藤康之)の事件。深山が再び父親の事件に本格的に着手するきっかけとなったのは、第1話のラストで26年前に死亡した女子高生・美里の妹から「警察から返された姉の遺留品」として、魚の模様が入ったお守りを受け取ったこと。それは、現場に第三者が存在していたことを示す新証拠だった。そのほか、大介が事件当日、店のなじみである美里を車で送り届けた際にコンビニで降ろしたが、美里は店に入っていなかったこと、美里が事件の数か月前から何者かにつきまとわれており、美里の妹がその事実を事件後に警察に話したにもかかわらず、その事実が裁判に上がっていなかったことが判明。それらを警察の上層部が握りつぶしたのか、検察が隠したのか……新たな疑惑が浮上する。

 斑目法律事務所の所長・斑目(岸部一徳)をはじめ、彼の依頼により慰留した元裁判官の弁護士・尾崎(木村文乃)、パラリーガルの明石(片桐仁)、そして強力な助っ人として佐田(香川照之)が深山をフォロー。検察側の汚点が明るみになることを覚悟して深山からの協力依頼に応えた金沢地方検察庁の検事・丸川貴久(青木崇高)の尽力もあって、事件の意外な真相が明らかになり、深山は事件の担当検事だった大友と対峙する……。

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 父を死に追いやった人間と対峙しながらも誰一人責めようとせず、「僕は事実を知りたいだけ」と主張する深山を代弁するかのような佐田の熱弁も感動的。「わたしの部下は、あなたにとっては一つの事件でも犯罪者の家族として苦しんできた。その責任はとっていただきたい」「あなたにとって深山の父親は何だったんでしょう? なぜ彼を犯人にしなければならなかったんですか? いっそ個人的な恨みがあったからとでも言われた方がまだ深山は納得できたかもしれません」「検察は最後に裁くのは裁判官だと言う。裁判官は検察があげてきた証拠だと言って判決を下す。そして我々弁護士も時に依頼人の利益を優先して打算的になることもある。裁かれる人の人生には誰も責任をとろうとしない。裁判とは一体、誰のためにあるんでしょうね?」など真摯な言葉で大友を揺さぶっていた。(編集部・石井百合子)

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