シューマンズ バー ブック (2017):映画短評
シューマンズ バー ブック (2017)カクテル界のレジェンドがとにかくかっこいい
ワイン、焼酎、日本酒、ハイボールと酒業界と広告代理店が仕掛けるブームに乗るのも楽しいけど、オーセンティック・バーの独特な空間も好き。そんな人なら絶対に楽しめる作品だ。欧米で絶大な人気を誇るミュンヘンのバー経営者シューマン氏が世界中の人気バーを訪問しながら、バーマンのあり方をはじめ各種カクテルや酒の歴史に触れる。独自の哲学を持つバーマンが次々に登場し、「ほぉ〜」となること確実。シューマン氏の枯れた佇まいが本当にかっこいい。次々登場するバーはどれも魅力的だが、足を運びたいのはやはり日本のバー。落ち着いた感じだし、日本人バーテンダーの氷の扱い方は世界に誇れる技術と感動した。
この短評にはネタバレを含んでいます