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篠原涼子&バカリズム、フジ金9「イップス」で初共演 ミステリー作家と刑事のバディドラマ

篠原涼子&バカリズムが絶不調バディ役で共演「イップス」
篠原涼子&バカリズムが絶不調バディ役で共演「イップス」 - (C)フジテレビ

 篠原涼子バカリズムが、4月期フジテレビ系・金曜9時枠の連続ドラマ「イップス」(4月12日スタート、毎週金曜 21時~21時58分※初回15分拡大)でダブル主演することが明らかになった。篠原とバカリズムは俳優として初共演。小説を書けなくなったミステリー作家と事件を解けなくなったエリート刑事という、互いに“イップス”を抱えた2人が事件を解決していくミステリーコメディーで、絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。

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 篠原が演じる黒羽ミコ(くろば・みこ)は、小説が書けないままワイドショーのコメンテーター業を本業並みにこなす元ベストセラー作家。一方のバカリズム演じる森野徹(もりの・とおる)は、ある事をきっかけに事件を解決できなくなった刑事。それまで何も考えずにできていたことが急にできなくなってしまう、イップスを抱えた2人が、仕事から逃げるために訪れたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇したことでバディを組むことになる。

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 「古畑任三郎」などをほうふつさせる倒叙式の完全オリジナルストーリーとなり、犯人役で毎話ゲストが登場する予定。脚本は放送作家で「ドラゴン桜」などを手がけたオークラと「チャンネルはそのまま!」などの森ハヤシ。演出は「素敵な選TAXI(センタクシー)」「ロス:タイム:ライフ」などの筧昌也が担当する。

 篠原は「バカリズムさんとのリズム感ある会話の掛け合いが魅力的な脚本になっていて、撮影が楽しみ。今まで経験したことの無いような役柄でもあるので、貴重な体験になりそうでワクワクしています」とコメント。バカリズムとは、映画『ウェディング・ハイ』(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。「その当時はお会いできなかったのですが、いろいろな人たちが主役になっている物語の展開がすごくおもしろくて、演じる側からしても楽しませていただきました。だから、バカリズムさんってどんな感性を持っているんだろうとずっと気になっていて。今回は役者さんとしてご一緒させていただけるのですごく楽しみです!」と語っている。

 一方のバカリズムは「思った以上にせりふが多くて大変そうです…(笑)。初期段階の台本よりもかなり増えてしまって、何とか少なくならないかなって。言い回しなどいろいろ変化させながら演じられればと思っています。でもやっぱりせりふが長いので、2話以降はもう少し減らして下さい!(笑)」と苦笑い。「筧監督も脚本のオークラさんも昔から知っている方々。信用できますし撮影が楽しくなりそうです。篠原さんともご一緒したことはあるのですが、お会いするのは初めてなので緊張しています…。僕の役柄はネタバレになるので多くは言えませんが…ちょっとクセのある警察官です。篠原さんも自分も2人ともややこしい性格の役柄です(笑)」と意気込みを明かしている。

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 フジテレビの宮崎暖(崎はたつさき)プロデューサーは、本作について「元々イップスとは、不安やプレッシャーからくる運動障害を意味するスポーツ用語でしたが、最近では“あいつ〇〇イップスじゃない?”なんて具合に、”今までできていたことが突然できなくなってしまうこと”という広い意味での使われ方を少しずつ耳にするようになってきました。このドラマの監修を受けていただいた日本イップス協会様を通じて、実際にイップスの方に取材をさせていただいたところ、世の中にはその広い意味での”イップス”を抱えている方が多くいることを知り、このドラマを企画しました」と制作の経緯を説明。篠原とバカリズムのバディにも「このお2人なら、見たことのない変なバディ像を産み出せると確信しております」と期待をかける。(編集部・入倉功一)

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