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水上恒司『あの花』舞台あいさつ異例の21回登壇 16回の福原遥に「まぁまぁだね」

キュートなやりとりで会場を沸かせた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司と福原遥
キュートなやりとりで会場を沸かせた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司と福原遥

 俳優の水上恒司が5日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の「祝大ヒット!追い花御礼舞台あいさつ」に登壇。本作の舞台あいさつは今回が27回目。1つの作品でこの数は異例で、その内の21回に登壇した水上は同業の仲間の反応を明かした。この日は、福原遥伊藤健太郎出口夏希も来場した。

27回目のイベント!『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』舞台あいさつ

 『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などの汐見夏衛のシリーズ累計85万部を突破する同名小説を実写化した本作は、現代から1945年の戦時中の日本にタイムスリップした女子高生・百合(福原)が、特攻隊員の青年・彰(水上)と恋に落ちるラブストーリー。

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 昨年12月8日の公開から約1か月半が過ぎても異例のヒットを続け、昨日までの観客動員数は300万人、興行収入は39億円を突破した本作。第47回日本アカデミー賞では、福原が新人俳優賞、水上が優秀主演男優賞、伊藤が優秀助演男優賞に輝くなど計8部門で受賞するなど話題を呼んでいる。

 これまで全国で舞台あいさつが行われ、キャスト・監督の中で1番多い21回目の登壇という水上は「何しゃべっていいのかな? というくらいです」と戸惑いながら、「39億円と言ってもピンとこないよね」と告白。伊藤が「すごいですよね。1億円くらいもらえるのかな? と思ったけど全然ないですね」と残念がってみせると、「このあと松竹の部長さんに直談判しようかなと思います」と便乗して会場の笑いを誘った。そんな水上のトークをMCが「ずっとしゃべっていただいております」とまとめて切り上げようとすると、伊藤は「今のはどうなんだろうね」と爆笑。水上も「ちょっと雑ですよね。だんだん雑に扱われている」と回数を重ねて慣れた関係をジョークまじりに嘆いた。

伊藤健太郎、水上恒司、福原遥、出口夏希

 登壇16回目という福原は「こんなにも長く、この作品を愛していただけて幸せな気持ちでいっぱいです」と感激。水上から「(16回は)まぁまぁだね」と上から目線で言われると、「これからもまた(舞台あいさつを)やるんで」と可愛く反発。そして、「家族にも『また舞台あいさつに行くの?』と言われるくらい、こんなにやったのは初めてでした。でも、めちゃ楽しかったよね」とにっこり。水上が「業界としてもないことだから『(次の舞台あいさつは)何の映画?』と言われるよね」と同業の仲間の反応を明かすと、福原も「まだ『あの花』です(と返す)」と楽しそうに語った。

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 その後も、SNSで募集した質問に答えたり、水上と伊藤から福原と出口に花束が贈られたりと、舞台あいさつは大いに盛り上がったが、この日は東京に大雪警報が発令されたこともあり、水上は「お台場はすぐに陸の孤島と化しますので、本当にすぐに、気をつけて帰ってください! この映画をここまで応援してくださってありがとうございます」と、観客を気づかいながら異例の締めのあいさつ。福原も「すぐに帰ってください!」と続けつつ、「本当に楽しかったです」と満面の笑みを見せていた。(錦怜那)

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