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ステイサムvs巨大ザメ映画続編、『オッペンハイマー』を抑えて2位デビュー

全米ボックスオフィス考

巨大ザメを脚で阻止するステイサム - 映画『MEG ザ・モンスターズ2』より
巨大ザメを脚で阻止するステイサム - 映画『MEG ザ・モンスターズ2』より - (c) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 先週末(8月4日~8月6日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』が興行収入5,300万8,647ドル(約74億円)で3週連続となる首位を獲得した。ジェイソン・ステイサム主演作『MEG ザ・モンスターズ2』は、予想を上回る興収3,000万2,735ドル(約42億円)を上げて見事2位デビュー。公開3週目のクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』は、興収2,912万1,040ドル(約41億円)でワンランクダウンの3位となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル140円計算)

【動画】ステイサムvs巨大ザメvs新たな巨大生物!『MEG ザ・モンスターズ2』恐怖の最新映像

 『MEG ザ・モンスターズ2』は、かつて地球上に存在したとされる巨大ザメ・メガロドンとステイサムの死闘を描いた『MEG ザ・モンスター』の続編。前作のオープニング興収4,540万2,195ドル(約64億円)には及ばなかったものの、前作以上に批評家からの厳しい意見が目立ち、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキでプロモーションが十分できなかったなかでは大健闘した。なお、大手映画批評サイト「ロッテントマト」での観客支持率は前作より高く、観客が求めたものは提供できたといえそうだ。

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 『MEG ザ・モンスターズ2』には中国俳優ウー・ジンも出演しており、中国でオープニング興収5,340万ドル(約75億円)を上げるなど海外でより好調。世界興行収入は1億4,570万2,735ドル(約204億円)となっている。

 同じく初登場となった『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』も予想を上回る興収2,800万7,544ドル(約39億円)を上げて、4位デビューとなった。突然変異によって誕生したカメ忍者たちを描く『ミュータント・タートルズ』の新作CGアニメ映画で、監督は『ミッチェル家とマシンの反乱』などの脚本を手掛けてきたジェフ・ロウが務めた。(編集部・市川遥)

8月4日~8月6日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『バービー』
2(初)『MEG ザ・モンスターズ2』
3(2)『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』
4(初)『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』
5(3)『ホーンテッドマンション
6(4)『サウンド・オブ・フリーダム(原題) / Sound of Freedom』
7(5)『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
8(6)『トーク・トゥ・ミー(原題) / Talk to Me』
9(7)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
10(8)『マイ・エレメント

ステイサムvs巨大ザメvs新たな巨大生物!『MEG ザ・モンスターズ2』恐怖の最新映像 » 動画の詳細
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