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山本千尋、劇団☆新感線に念願の初参加 大河共演者からも激励の言葉

カッコいい! - 「天號星」山本千尋ふんする早風のいぶき
カッコいい! - 「天號星」山本千尋ふんする早風のいぶき

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のトウ役で話題の女優・山本千尋が出演する、劇団☆新感線の最新作「劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』」から、山本扮する早風のいぶきのビジュアルが公開された。新感線初参加の山本は、「『いつか自分も出たい』と思い、いろんな場で『新感線にいつか出たい』と語っていたくらいです(笑)。いろいろな方のおかげでその想いが届き、夢が叶いました」と喜びを明かしている。

【画像】山本耕史とも対決!「鎌倉殿の13人」での山本千尋

 中島かずきが作劇、いのうえひでのりが演出を務める同作は、元禄の世を舞台に、雷に撃たれたことで身体が入れ替わってしまった、口入れ屋の藤壺屋主人・半兵衛(古田新太)とはぐれ殺し屋・宵闇銀(早乙女太一)の運命を描く時代活劇。山本演じるいぶきは半兵衛の女房で、裏では藤壺屋の表稼業と裏稼業を取り仕切るお伊勢の実の娘。自らも引導屋の一人として、裏稼業に携わる。

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 東京で初めて観た舞台「髑髏城の七人Season鳥」(2017)に衝撃を受け、劇団☆新感線への参加を夢見ていたという山本。「ようやくスタートラインに立たせていただけました。あの時に観た沙霧が私の理想のヒロイン像だったのですが、今回同じくらい魅力的な役を中島かずきさんが書いてくださったので、台本を読んでとても感激しました」と心境を告白する。

 演じるいぶきについて、「私のこだわりとしては自分だけで決めつけることはせずに、稽古に入ってからいのうえさんや他の方たちの空気感を見つつ、役をつくっていけたらと思います」と語る山本。「でもざっくり言うとしたら、中島さんからのギフトのような、私が思い描く強くて心優しいヒロイン像の魅力が詰まっているような役で。『髑髏城~』の沙霧に自分が惚れたように、愛着を持てるような役だなと思っています」と続けた。

 山本が出演していた「鎌倉殿の13人」のキャストには、劇団☆新感線の経験者が多く、撮影現場では激励の言葉を受け取っていたのだとか。「私が新感線に出ることを話すと、みなさん『ええっ、それは大変だね』っておっしゃるんです、私としては『すごいじゃん!』みたいな反応をもらえるのかと思っていたのに(笑)。だけど『がんばってね、絶対新感線に合うと思うよ、観に行くね』とも言ってくださったので、まずはその先輩方に『千尋ちゃんってやっぱり体力あるんだね』と思っていただけるようにしたくて。だってみなさん、『きつい、きつい』とおっしゃるから。『いやいや、私はふだんから走っているので大丈夫でしたよ』と涼しい顔で言えるように、とにかくがんばります!(笑)」と意気込んだ。(編集部・倉本拓弥)

劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎「天號星」東京公演は9月14日~10月21日まで「THEATER MILANO-Za」で上演、大阪公演は11月1日~11月20日まで「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」で上演

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