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「教場0」風間の涙に号泣…ダブルの悲劇に騒然

第10話「指輪のレクイエム」より風間指導官(木村拓哉)と中込(染谷将太)
第10話「指輪のレクイエム」より風間指導官(木村拓哉)と中込(染谷将太) - (C)フジテレビ

 12日に放送された木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系、21時~21時54分)第10話では、染谷将太演じる問題刑事・中込兼児の過去のトラウマを巡るエピソード、そしてもう一つの悲劇が描かれ、ネット上で涙の感想があふれた(※ネタバレあり。10話の詳細に触れています)。

【画像】岡田義徳&竹下景子が20歳差夫婦に!

 第10話「指輪のレクイエム」で風間(木村)と中込が臨んだのは、デザイナー・継秀(岡田義徳)の妻で認知症を患う清香(竹下景子)が自宅で変死体となって発見された事件。風間は「相手が認知症であることにつけこんだ卑劣な犯行」とし、継秀を犯人と睨んで捜査は進んだ。

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~以下、ネタバレを含みます~

 風間は、認知症の母・ふき(余貴美子)に悩んでいた中込が容疑者に同情していることを見抜いていたが、事件解決の糸口となったのが中込の母だった。妻から母が「毎週木曜日に徘徊する」と聞いた中込は、なぜ木曜日なのかを突き止めると同時に、清香が毎週水曜日に鰆を焼いていた習慣から継秀のトリックを見破った。浮かび上がったのは、継秀にとって想定外だったあまりにも哀しい真実。そして、徘徊と思われていたふきの行動の真意も涙を誘った。

 中込が犯人に自供を迫る最中で風間から受けた“カウンセリング”でトラウマを克服するさまもさることながら、とりわけ注目を浴びたのが“雨の夜の惨劇”で意識不明に陥っていた遠野刑事(北村匠海)の顛末。事件が起きてからというもの毎話、遠野の安否を心配する視聴者の声が寄せられていたが、10話では遠野の容体が急変し昏睡状態へ。風間が事件の捜査を終えて病院に駆け付けた際にはすでに遅く、幸葉(堀田真由)が涙ながらに風間を殴る場面も。一人、道場で涙を流す風間に「辛すぎる」「無理」「風間さんが泣くのは反則」「風間の涙にやられた」ともらい泣きする視聴者が相次いだ。

 幸葉が見舞いに訪れた直後に遠野が目を開けるシーンがあっただけに、ぬか喜びにショックを受ける視聴者も多かったよう。また、遠野が最期に遺した言葉が、かつて銃弾に倒れた際に風間につぶやいた言葉と同じだったことも一層哀しみを増し、「風間公親」「風間さん」「遠野くん」など複数のワードがトレンド入りする反響を呼んだ。

 次週、最終回は15分拡大で放送。(編集部・石井百合子)

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