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『スラダン』2日間で興収13億に迫る大ヒットスタート

映画週末興行成績

『THE FIRST SLAM DUNK』より
『THE FIRST SLAM DUNK』より - (C) I.T.PLANNING,INC. (C) 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

 12月3~4日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、井上雄彦の人気バスケ漫画を映画化したアニメーション『THE FIRST SLAM DUNK』が2日間で観客動員84万7,000人、興行収入12億9,600万円をあげ、初登場1位に輝いた。

 『THE FIRST SLAM DUNK』は、1990年から6年間に亘り「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画を、原作者の井上が自ら監督・脚本を務め新たにアニメ化。公開日を迎えるまで一切あらすじが明かされず、宮城リョータ役の仲村宗悟、三井寿役の笠間淳、流川楓役の神尾晋一郎、桜木花道役の木村昴、赤木剛憲役の三宅健太以外の声優キャストも未発表のままだった。

 そのほか、新作では2本がランクイン。3位の『月の満ち欠け』は、佐藤正午の直木賞受賞作を大泉洋有村架純目黒蓮柴咲コウらの共演により映画化。愛する妻子を亡くした小山内と、27年前に許されざる恋をした三角、無関係に思われた二人の男性の人生が、“瑠璃”という同じ名の女性の存在で交錯していく。監督は、『母性』『あちらにいる鬼』も公開中の廣木隆一。2日間で動員14万6,000人、興収1億9,700万円を記録し、3日間の累計では動員25万人、興収3億5,300万円を突破している。

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 5位の『ブラックアダム』は、DCコミックスのアンチヒーロー、ブラックアダムを描くアクション。『ジャングル・クルーズ』に続きドウェイン・ジョンソン主演、ジャウマ・コレット=セラ監督コンビが、5,000年の眠りから目覚めた破壊神を巡るストーリーを展開する。

 2位に、3週連続1位を記録していた新海誠監督のアニメーション『すずめの戸締まり』。2日間で動員55万5,000人、興収7億4,800円を記録し、累計では動員561万人、興収75億9,500万円を突破した。

 今週は、辺見じゅんのノンフィクションを二宮和也主演で映画化した『ラーゲリより愛を込めて』、『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』などで知られるスタジオ・A24が製作したホラー『MEN 同じ顔の男たち』、『海炭市叙景』『きみの鳥はうたえる』などの原作者として知られる作家・佐藤泰志の短編小説を山田裕貴松本まりかの共演により映画化する『夜、鳥たちが啼く』、『猟奇的な彼女』などのクァク・ジェヨン監督によるアンサンブルラブストーリー『ハッピーニューイヤー』、原ゆたかによる児童書「かいけつゾロリ」シリーズが原作のアニメーション『映画 かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』などが公開される。(編集部・石井百合子)

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【2022年12月3日~12月4日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『THE FIRST SLAM DUNK』:1週目
2(1)『すずめの戸締まり』:4週目
3(初)『月の満ち欠け』:1週目
4(2)『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』:2週目
5(初)『ブラックアダム:1週目
6(3)『母性』:2週目
7(4)『ONE PIECE FILM RED』:18週目
8(5)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』:4週目
9(6)『ある男』:3週目
10(9)『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』:7週目

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