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『かがみの孤城』監督は原恵一!超特報映像で主人公の声を公開

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タイトルロゴ - (C)2022「かがみの孤城」製作委員会

 辻村深月のベストセラー小説に基づく劇場アニメーション映画『かがみの孤城』(2022年冬公開)の超特報映像で、主人公の声が公開。併せて、監督を『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』などの原恵一が務めることも発表された。

原恵一監督×辻村深月原作『かがみの孤城』超特報映像

 2018年本屋大賞を受賞し、累計発行部数130万部を突破したベストセラー小説をアニメ化する本作は、学校で居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生こころを主人公にしたファンタジー。ある日、こころは鏡を潜り抜けた先にある城のような不思議な建物で自分と似た境遇の7人と出会う。城の中には秘密の鍵が隠されており、その鍵を見つけた者は何でも願いが叶うという。

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 監督は、2018年に高畑勲監督、大友克洋監督に続き、アニメーション監督として3人目となる紫綬褒章を受章した原恵一。『カラフル』(2010)では第35回アヌシー国際アニメーション映画祭長編作品特別賞観客賞を受賞、『百日紅~Miss HOKUSAI~』(2015)では同映画祭審査員賞を受賞するなど国内外で高い評価を受けている。制作は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2011)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015)などの名作青春アニメで知られるA-1 Pictures

 超特報映像は、主人公こころの「たとえば、夢見る時がある。転入生がやってくる。その子はなんでもできる、素敵な子。」というモノローグで始まる。こころが誰にも言えない秘めた思いを語るこのセリフは、原作の冒頭シーンに登場するモノローグを引用したもの。映像内では、こころのどこかへ歩き出す足元や、光る鏡に触れようとする手元、7枚の鏡が並ぶ広間、海の上にそびえ立つ城などが見られ、次回(7月28日)情報解禁の告知で締めくくられている。

 また、本作では「生徒役声優オーディション」を開催。指定のセリフを読む動画を「#かがみの孤城オーディション」を付けてTikTok・YouTubeに投稿。当選者はアフレコを行い、学校の始業前や登校時のガヤ(セリフのない大勢の会話や掛け声)として参加する。応募期間は2022年7月21日から7月31日まで。詳細は募集要項公式HPで確認(https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/news/0721audition)。

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 原恵一監督のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

原恵一監督

 「監督は孤独だ、などと云う。それは実際その通りで、自分は孤独では無い、なんて云う監督は大嘘付きか大馬鹿者だし、孤独に耐える覚悟が無い人間は監督なんかやるべきじゃない。スタッフ、キャストの仕事をジャッジして、OK、NGを決め、進むべき方向を示さなければならない。それは個人の意地を貫くことで、故にその責任を負うには孤独である必要があると思うのだ。そんな監督仕事ではあるが、甘美な瞬間がある。それは作品が、自分の思っている以上のものになる予感を感じた時、監督をやって良かった、としみじみ思うのだ。今、『かがみの孤城』という映画を作りながら、そういう予感を感じ、ワクワクと仕事をしている」

原恵一監督×辻村深月原作『かがみの孤城』超特報映像 » 動画の詳細
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