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舞台「呪術廻戦」初日に虎杖悠仁役・佐藤流司が手応え

舞台「呪術廻戦」公開ゲネプロより
舞台「呪術廻戦」公開ゲネプロより

 芥見下々の大人気コミック初の舞台化作品となる舞台「呪術廻戦」公開ゲネプロが15日に天王洲 銀河劇場で行われ、その全貌が明らかになった。

再現度すごッ!舞台「呪術廻戦」公開ゲネプロ【写真】

 シリーズ累計発行部数6,500万部(デジタル版含む/2022年4月時点)を突破し、テレビアニメ、劇場版なども大ヒットを記録しているコミックを原作とする本舞台は、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語。本舞台キャストのビジュアルが公開されると、その再現度の高さにSNS上では大盛り上がり。大きな話題となっていた本舞台が、いよいよ初日を迎えることとなった。

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 物語は、主人公の虎杖悠仁が東京都立呪術高等専門学校に編入され、仲間たちとともに呪術の訓練を敢行。虎杖を中心とした物語が、バラエティー豊かな音楽にのせて描かれる。

 バリエーション豊かな呪術が登場する作品世界を再現するにあたり、プロジェクションマッピングをふんだんに駆使した本舞台。演出の小林顕作が「仕掛けが非常に多い」と語るほどに、ところどころで登場するスクリーンに、舞台を彩る特殊効果や、呪霊、さらには物語のテロップ、登場人物紹介といった文字情報などのギミックが随所に織り込まれている。それによって、コミックスやアニメなどで描かれてきた現実離れした物体や呪術なども臨場感あふれる映像としてステージに展開され、のめり込むような迫力が体感できる。

 また、漏瑚、花御といった呪霊や、呪術高等専門学校の先輩となるパンダなど、現実離れしたキャラクターはリアルで登場。さらには黒子が随所に登場し、舞台転換や小道具を掲示するなど、デジタルとアナログを巧みに使い分けて呪術ワールドを展開。アニメファン、原作ファンも納得の出来映えとなっていた。

 また「呪術廻戦」ならではの、キャラクター同士のコミカルなやりとりもバッチリ。そのキャラクターになりきった役者陣の熱演も見どころとなる。

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 主人公・虎杖悠仁役の佐藤流司は、初日公演を目前に控え「ついに初日の幕があがります。ありがたいことに非常に多くの反響をいただきまして。皆さんの応援に支えられすばらしいスタートが切れそうです」とコメント。さらに本作について「ネタバレになるのもアレですし、多くは語れませんが、アクションありダンスあり歌あり笑いあり、そして感動ありの最高のエンタメです。舞台ってこうよだな。これだから良いよな。と、われわれにも思わせてくれる作品です」と手応えを感じている様子。

 さらに人気キャラクター五条悟役の三浦涼介は「この作品を劇場で見てくださる皆さまにはもちろんのこと、配信をご覧になる皆さまにもエネルギーを伝えていくこと、精一杯に心を込めてお届けできるよう千秋楽まで精進して参ります」と呼びかけると、「お稽古場を経て劇場で初めて形となることがたくさんあります。映像や音、ライトに大きな幕。たくさんの方々の力と僕たち役者陣の生き様が初めて合わさる瞬間を見逃さずどうぞお楽しみください。僕自身もひとつひとつ、つなぎ止めることを逃さず演じます」と決意のコメント。そして「まだまだ不安定な日々ではありますが、舞台『呪術廻戦』をご覧になられる皆さまに演劇のすばらしさとエンターテインメントを感じていただけますように」とメッセージを送った。

 そして、佐藤は「千秋楽まで駆け抜けますのでよろしくお願いします!」と気合を込めて意気込んだ。(取材・文:壬生智裕)

舞台「呪術廻戦」は7月15日~31日まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演、大阪公演はメルパルクホール大阪にて8月4日~8月14日に上演

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