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井上荒野の問題作を映画化『あちらにいる鬼』寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子が出演

寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子
寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子 - (C) 2022「あちらにいる鬼」製作委員会

 井上荒野の同名小説を映画化する『あちらにいる鬼』 のキャストが発表され、寺島しのぶ豊川悦司広末涼子が出演することが明らかになった。あわせて監督を廣木隆一が務め、脚本を荒井晴彦が担当することも発表された。

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 本作は、井上荒野が父で作家の井上光晴とその母、そして昨年11月に死去した瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の関係を描いた小説「あちらにいる鬼」の映画化作品。寺島と豊川がダブル主演を務め、寺島が瀬戸内寂聴をモデルにした人気作家・長内みはる、豊川が井上光晴をモデルとした作家・白木篤郎を演じる。共演の広末は篤郎の妻・笙子にふんする。寺島と豊川は廣木監督・荒井脚本の『やわらかい生活』(2005)で初共演を果たし、その後も『愛の流刑地』(2007)や、声優として参加した『アーヤと魔女』(2020)などで共演している。

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 人気作家の長内みはる(寺島)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川)と男女の関係になる。一方、白木の妻である笙子(広末)は、夫の手あたり次第ともいえる女性との関係を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、書くことによる繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。二人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがなかった。

 映画は2022年11月に全国公開される予定となっている。(編集部・大内啓輔)

コメント全文

・寺島しのぶ
何度も撮影が延長され半ば諦めかけていたのですがやっとインできそうです。
そうこうしているうちに私の歳も寂聴さんが得度式をされた歳と同じになりました。
井上荒野様からも心強いお手紙をいただきました。これを宝物に最も信頼している荒井晴彦さんや廣木監督とまた作品作りができること、豊川さんとまたお芝居できることに胸が弾み広末さんとも不思議な関係性が築けそうです。今から崖の下をチラチラ見ては躊躇して、いずれ捨て身で飛び込もうとしている自分を鼓舞している毎日です。

・豊川悦司(白木篤郎役)
男にも女にも家庭があって、それでも磁石のように惹きつけあって、どうしようもなく、あがくすべもなく、ただ相手を見据えて、しがみついていく二人。しがみつく二人にしがみつく家族。
スキャンダルという理由は、彼らが文化人であったというだけのこと。
寺島しのぶと、男と女、それだけを演じてみたい。

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・広末涼子(白木笙子役)
とても大人な台本に、果たして私がついて行けるか? 未だ不安なまま撮影開始となりそうですが、間違いなく魅力的な寺島さんと豊川さんの御姿がおのずと私をも導いてくださる予感がしております。
撮影の日を楽しみに精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。

・廣木隆一(監督)
物語を語ることでしか存在できない男を巡って女は現実を生きる。いや男と女と言うよりも同じ時間を過ごした大人たちのラブストーリーを、このキャストで演出することに何か不思議な感じがしてワクワクします。どこまでが虚でどこまでが創作なのか。
原作者の目を通して描いた彼らの関係を映画化できることに感謝します。
ぜひ鬼の正体を劇場で確認して下さい。

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