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実写『鋼の錬金術師』完結編が二部作で公開決定!新田真剣佑、内野聖陽、舘ひろしも新たに参加

二部作連続で公開!
二部作連続で公開! - (C) 2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会

 荒川弘の人気コミックを山田涼介Hey! Say! JUMP)主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』(2017)の続編となる完結編が、二部作連続で劇場公開されることが発表された。前編「復讐者スカー」が5月20日、後編「最後の錬成」が6月24日にそれぞれ公開される予定となっている。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』予告【動画】

 「鋼の錬金術師」は、2001年に「月刊少年ガンガン」で連載を開始し、これまで2度アニメ化もされている人気コミック。2021年に連載開始から20周年を迎え、新プロジェクトとして新たな実写映画の劇場公開が決定した。2017年12月に公開され、興行収入約12億円のヒットを記録した第1作の続編となり、原作の最終話までを二部作で描く完結編となっている。完結編のタイトルとして前編には「復讐者スカー」、後編には「最後の錬成」という副題が付せられている。

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 『復讐者スカー』は、原作でも人気の“傷の男(スカー)”が中心になる物語で、右腕に分解の錬成陣を刻み込み、かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓う男のストーリーが描かれる。『最後の錬成』は、原作のクライマックスシーンである“お父様”との戦いと、その後のエドとアル、そして仲間たちの姿が描かれていくことになる。監督を曽利文彦が担当する。

鋼の錬金術師
(C) 2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会

 前作に引き続き、主演の山田が“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ主人公の国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ、本田翼がエドとアルの幼なじみで機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役、ディーン・フジオカが“焔の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師ロイ・マスタング大佐にふんする。また、蓮佛美沙子がアメストリス軍のリザ・ホークアイ中尉役、佐藤隆太がマース・ヒューズ中佐役、本郷奏多がホムンクルスのエンヴィー役、内山信二がグラトニー役をそれぞれ続投する。

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 本作から出演する新キャストとして、エドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイムと、ホムンクルスたちの生みの親であるお父様の二役を内野聖陽、主人公エドの命を狙うスカーを新田真剣佑、そしてアメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイを舘ひろしが演じる。

 そのほか、渡邊圭祐(リン・ヤオ役)、黒島結菜(ランファン役)、筧利夫(フー役)、山本耕史(アレックス・ルイ・アームストロング少佐役)、栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将役)、山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー中佐役)、仲間由紀恵(トリシャ・エルリック役)、風吹ジュン(ピナコ・ロックベル役)、藤木直人(ユーリ・ロックベル役)、奥貫薫(サラ・ロックベル役)、寺田心(セリム役)、ロン・モンロウ(メイ・チャン役)、遼河はるひ(イズミ・カーティス役)といった面々も名を連ねている。

 あわせて予告編映像も公開。崩れ落ちた遺跡の中に立つエドの後ろ姿と、何かを見上げるような横顔、そして激しい炎に包まれたマスタングのシルエットの映像に「約束の日がもうそこまで迫っている。この国と国民は全て消滅する」というセリフが響く。そして、復讐に燃えるスカーが登場し、エドとアルとの戦いや街中での激しいアクションシーンなどが続いていく。ナレーションをアニメ版「鋼の錬金術師」でエドの声を演じる朴路美が担当している。(編集部・大内啓輔)

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コメント全文

・山田涼介(エドワード・エルリック役)
僕自身「鋼の錬金術師」が大好きで続編が決まる前からチャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、気持ちが途切れることのない4年間でした。こうして公開が決まり、とても嬉しく思っています。やるからには前作以上のものにしたいと思い、クランクイン半年前から食事制限や体作りを始めて、撮影に挑みました。撮影は大変でしたが「やっぱりこの作品が好きだ」という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。今回から参加する新キャストの方もとても豪華ですし、スタッフキャスト一丸となって取り組みましたので、エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です。

・本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)
4年ぶりのハガレンの撮影でしたが、キャストの方々、スタッフの皆さん変わらず、明るく優しく楽しい現場でした。エドとアルとの距離感も、前作からの信頼関係をしっかりと引き継いで撮影に臨めたと思います。もともと原作がとても好きですが、撮影前にはアニメも見直しました。今回の完結編は前作よりも全体的にシリアスな場面も多く、ウィンリィとしては家族の過去、そしてスカーと向き合うシーンもあるので、繊細な感情表現を意識して取り組みました。そして、なによりこの物語が最後まで描かれ、作品に携われたということが一番嬉しいです!

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・ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング役)
「鋼の錬金術師」の壮大な物語の中で、ロイ・マスタングというキャラクターを演じさせていただき、自分の人生においても非常に思い出深い作品となりました。本作ではイシュヴァール殲滅戦というマスタングにとってターニングポイントとなる重要なシーンを演じています、ぜひご期待ください! 改めて、曽利組に参加させていただけたことを光栄に思います。

・蓮佛美沙子(リザ・ホークアイ役)
個人的に続編ものが初めてなので、何年も前に取り組んだ役にまたこうして出会えたこと、より深く役を表現できたこと、とても嬉しかったです。1シーンを数日かけて撮影したり、見渡せど見渡せどグリーンバックの景色の中お芝居したり……パート1に続いて今回も、気力、集中力、想像力、いろんな‘力’が必要な現場でした。どんな仕上がりになっているのか、私自身楽しみです。そして、ホークアイの生き様が皆様に届きますように、と願っています。

・本郷奏多(エンヴィー役)
4年という歳月を経て、同じキャラクターを演じることは初めてだったので、非常に嬉しかったですし、大好きなハガレンという作品を同じキャストで一緒に作り上げていくことに感動しています。今作では前作以上にエンヴィーとしても、物語全体としても、盛り上がるポイントがたくさんあったり、僕が出演していないシーンで多くの素敵な方々がキャラクターを演じられているので、完成した作品を見るのが待ち遠しいです。

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・黒島結菜(ランファン役)
ランファンはセリフの少ない役なので、佇まいと一言二言のセリフでの微妙な声の使い分けを大事に演じました。さらに仮面も被っているので、身体の些細な動きや、顔の向きの小さな変化で感情をどう表現するのかを常に考えていました。アクションシーンは力強さを表現するのがとても難しかったですが、皆さんと工夫しながら演じきりました。撮影期間も長かったので、この二部作がどういう風に完成されているか、とても楽しみです。

・渡邊圭祐(リン・ヤオ役/グリード役)
学生時代から好きな原作に、出演させていただけることを心から光栄に思います。同時に、個人的に推しでもあるリン/グリードというキャラクターを演じることに不安もありました。飄々とした一国の王子の気品と自信を持ちながら、どこか頼りなく情けないリンらしさが垣間見えるように精一杯尽力致しました。ご覧になった方の心に鋼の錬金術師という作品への愛情が少しでも伝わっていただければ幸いです。ぜひ公開をお楽しみに。

・山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー役)
このお話をいただく前に偶然、アニメ版でキンブリーを見てぜひ演じたいと思っていたので、とてもありがたいです。引き寄せられたんじゃないかと感じています。キンブリーを演じてハガレンの世界に入れたことが嬉しいです。もっと長くキンブリーとして生きていたかったです。

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・舘ひろし(キング・ブラッドレイ役)
最初に台本をいただきましたが、「鋼の錬金術師」の世界をもっと深く知るために、原作も読みました。ブラッドレイは基本的にはすごく悲しい存在だと思いましたので、その部分を意識して演じました。初めてブラッドレイの衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。アクションシーンも素敵な演出を作ってくれたので完成が楽しみです。ブラッドレイの帽子がお気に入りなのでぜひ皆さんにも注目してほしいです。

・山本耕史(アレックス・ルイ・アームストロング役)
役作りのため、とにかく筋トレをしました。現場では山田さんや新田さんをはじめとしたキャストの皆さんとも筋トレの話をしましたし、本番前にも筋トレをするなど、身体を限界まで追い込みました。ポージングをするシーンでは酸欠になりかけました(笑)。世の中が大変な状況の中での撮影でしたが、皆で、ハガレンの完結、という一つの目標に向かって撮影しているんだなと日々感じ、とても良い現場でした。

・栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング役)
原作が大好きで、1作目が公開されたときに「羨ましいな」と思っていたので、今回、大好きなオリヴィエを演じさせていただくことができ、光栄な気持ちでいっぱいです!最初に衣装を着たときは興奮しました。少将らしいはっきりとした声にはもちろん、ちょっとした姿勢や角度にもこだわり、屈強なブリッグズ兵に囲まれた中で、男性の立ち姿に負けない姿を見せることを意識しました。この作品の一員となれたのが、すごく嬉しいです。

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・佐藤隆太(マース・ヒューズ役)
前作で辛い別れをしたヒューズだったので、続編への出演が決まって本当に嬉しかったです。今回も現場の空気感がとても良く、もっとヒューズを演じていたいと思いました。登場シーンは限られていますがファンの方も多いキャラクターなので、僕が演じたヒューズが受け入れてもらえると嬉しいです。前作でも文字通り共に戦った共演者の皆さんや、スタッフの皆さんと久しぶりに再会することもできて、刺激的な時間でした。今回は一体どんなスケールの作品に仕上がっているのか、僕もとても楽しみにしています!

・新田真剣佑(スカー役)
2部作の脚本をいただき、夢中になって読みました。もともと一作目を観ていたのであの凄まじいクオリティの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした。スカーは強くて、怖いですが、うちに秘めるものが深く、ブレない強い芯があるところが魅力的だと感じました。原作でも人気のスカー。完成が楽しみです。

・内野聖陽(ヴァン・ホーエンハイム役/お父様役)
漫画の名作とも言える「鋼の錬金術師」で、とても重要な役どころ、しかも敵対する役どころを、両方ともやらせていただき、おもしろい経験をしました。ホーエンハイムは、自分の子供たちや人類を守るために家を出て、国中の人々を犠牲にして完全な存在になろうと目論むお父様を阻止しようとします。その真剣な姿は色っぽいけれど、普段はちょっと抜けたところがある愛すべきキャラクターです。一方、敵のお父様は、全てを自分のものにしたいという強い野望を持っており、影があって何を考えているか分からない謎めいたキャラクターです。この二人が同時に画面に登場するシーンは、特に面白かったです。なぜなら、自分の演技に対するリアクションを自分で考えたりできるからです。私が演じた二つのキャラクターが、同じ画の中にどう息づいているのか。全ては、曽利監督のCGという幻想の世界の中なので、とても上がりが楽しみです。漫画の名作がどう映像化されるのか、日本のCG技術の第一人者の監督さんの世界観にどっぷりと浸かったことはとても興奮する体験ですし、「鋼の錬金術師」のファンではない方にもとても期待していて欲しい作品ですね。

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・荒川弘
一作目が、まだまだこれから! というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです! 撮影現場も見学に行きました。エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかりなごみ系だった彼がスクリーンではいったいどうなっているのか、劇場で観るのが楽しみです!(あとこれまた撮影所の隅っこでシャドーボクシングしてたハボと大佐がツボでした)

映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』予告|2022年5月20日(金)/6月24日(金)二部作連続公開! » 動画の詳細
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