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『トイ・ストーリー4』V2!アナベル人形に勝利

全米ボックスオフィス考

強いぞ『トイ・ストーリー4』!
強いぞ『トイ・ストーリー4』! - (c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 先週末6月28日~6月30日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー/ピクサーのアニメーション映画『トイ・ストーリー4』が興行収入5,970万331ドル(約66億円)で危なげなく2週連続となる首位に輝いた。初登場となったホラー映画『アナベル 死霊博物館』は興収2,026万9,723ドル(約22億円)で2位、ダニー・ボイル監督の音楽コメディードラマ『イエスタデイ』は興収1,701万50ドル(約19億円)で3位だった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【画像】チャッキー人形に殺害されたトイ・ストーリーのおもちゃたち

 『トイ・ストーリー4』は2週目も好調で、累計興収は2億3,869万140ドル(約263億円)に達した。『アナベル 死霊博物館』との“人形”対決は『トイ・ストーリー4』に軍配が上がった形だが、作品の規模を考えると『アナベル 死霊博物館』もまずまずのスタートを切ったといえる。

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 『アナベル 死霊博物館』は呪いの人形アナベルをフィーチャーした『アナベル』シリーズ3作目で、超常現象研究家のウォーレン夫妻の家で保管されていたアナベルの封印が解かれたことから始まる恐怖を活写した。スピンオフも含めて全6作ある『死霊館』シリーズでは、最低のオープニング興収だった。

 『イエスタデイ』は口コミでの高評価を追い風にして、3位デビュー。『スラムドッグ$ミリオネア』のオスカー監督ダニー・ボイルが名脚本家リチャード・カーティス(『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』では監督も務めた)とタッグを組み、「自分以外は誰もザ・ビートルズを知らない世界になってしまったら……」という“もしも”を描いた。

 今週は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における“フェーズ3”を締めくくる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』や、『へレディタリー/継承』で脚光を浴びたアリ・アスター監督の新作ホラー『ミッドソマー(原題) / Midsommar』などが公開される。(編集部・市川遥)

6月28日~6月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『トイ・ストーリー4』
2(初)『アナベル 死霊博物館』
3(初)『イエスタデイ』
4(3)『アラジン
5(5)『ペット2
6(4)『メン・イン・ブラック:インターナショナル
7(13)『アベンジャーズ/エンドゲーム
8(2)『チャイルド・プレイ
9(6)『ロケットマン
10(7)『ジョン・ウィック:パラベラム

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