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森山未來、デンマーク・日本・ノルウェー合作映画へ 共演に南果歩&阿部純子

日本、デンマーク、ノルウェー合作映画『MISS OSAKA』レセプションパーティに登壇した森山未來
日本、デンマーク、ノルウェー合作映画『MISS OSAKA』レセプションパーティに登壇した森山未來

 在日デンマーク大使公邸で10日、デンマーク、日本、ノルウェーの3か国による合作映画『MISS OSAKA』レセプションパーティが行われ、日本から森山未來阿部純子南果歩が出演することが発表された。近年、スウェーデンやノルウェーのダンサーと仕事することが多いという森山は「今回はデンマークとの合作映画ということで、北欧に縁を感じています。とてもうれしいです」と笑顔で語っていた。

【写真】レセプションパーティの様子

 本作は、自分に自信が持てず、いつも別の誰かになることを夢見ている24歳の女性イネスが、恋人と訪れたノルウェーで、自身とうり二つの容姿を持つ女性マリアと出会い数奇な運命をたどる物語。ノルウェー北部の大自然と、大阪の大都会という前例のない舞台で、従来のジャンルにとらわれない展開で描く。

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MISS OSAKA
左からダニエル・デンシック監督、森山未來、阿部純子、南果歩、マイケル・ハスランドプロデューサー

 主人公イネスが、ある事情で大阪にやってきた際に出会う男性シゲルにふんする森山は、「ダニエル監督に会うのは今日で2回目ですが、お互いコミュニケーションをとりながらキャラクターを構築していけると感じた。これからも会話を続けながら、役を作っていきたい」と力強く宣言。

 一方、イネスが大阪で働くクラブのトップホステス、アヤノ役の阿部は、オーディションでこの役を勝ち取ったことを明かすと「役への思いが強かったので、その気持ちが伝わったのがうれしかった」と笑顔。さらに「デンマークの一流の俳優さんをはじめ、森山さん、南さんという大先輩の足を引っ張らないように頑張りたい」と抱負を語っていた。

 またイネスを導くナイトクラブの“ママさん”を演じる南は、本作が昨年国交成立150周年を迎えた日本とデンマークの記念碑となる側面を持つことに触れると「長い歴史のなか、こうした文化交流に参加できることに喜びを感じています」と感慨深げ。「わたしは生まれも育ちも関西なので、舞台が大阪ということに縁を感じています。クラブのママさんという未知の世界の役なので、撮影までに新地で修行したいです」と意気込みを語っていた。

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 この日は、監督のダニエル・デンシック、プロデューサーのマイケル・ハスランドも出席。ダニエル監督は、当初日本の良い役者の情報がなかったというが「たくさん日本映画を観て、この三人に出会えました。今は日本で最も好きな俳優です」と胸を張る。ハスランドプロデューサーも「デンマークには日本文化に興味を持っている人が多い。この素晴らしい役者をデンマークの人々に伝えたい」と意欲を見せた。

 日本での撮影は2019年の1~2月に大阪で行われ、デンマークでは2020年の公開を目指すという。日本での公開や配給などの詳細は現時点では未定。(磯部正和)

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