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尾崎英二郎、Amazon歴史改編ドラマ「高い城の男」シーズン4も続投

ハリウッドで活躍する尾崎英二郎
ハリウッドで活躍する尾崎英二郎

 ハリウッドを拠点に活躍する俳優・尾崎英二郎が、Amazon Prime Video 配信の海外ドラマ「高い城の男」シーズン4で続投することが決定した。これまで「HEROES/ヒーローズ」シーズン2、「エクスタント」シーズン1、「エージェント・オブ・シールド2」など数々の海外ドラマに出演してきたが、「複数シーズンにわたってドラマに出演が決まったのは、渡米以来、初めて」だという。

【写真】「高い城の男」シーズン1場面写真

 ヒューゴー賞を受賞したフィリップ・K・ディックの小説に基づき、第2次世界大戦で連合国が敗れ、日本とドイツが勝利してアメリカを占領した世界を描く本作で、尾崎はシーズン3に続き海軍提督イノクチを演じる。

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 「大胆な発想のSF原作ではありますが、シリアスな政治劇であり、人間ドラマである」と紹介しながら「日本人を主要キャストに据え続ける作品はハリウッドでは珍しい」と続ける尾崎。

 尾崎演じるイノクチ提督は、シーズン3で大日本帝国の連合艦隊を率いてサンフランシスコに寄港し、シーズン4では日本の領土として占領している旧アメリカ西海岸の地で、重要な局面に対応していくという。

 尾崎いわく、イノクチ提督のポイントの一つが老けメイク。「イノクチは、レギュラー陣が演じる田上通商代表(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)や木戸大尉(ジョエル・デ・ラ・フエンテ)らに対して、威厳や貫禄を見せる人物ですから、もともと見た目の若い僕が演じるのは非常に難しいチャレンジ。素晴らしいヘア&メイクのスタッフたちが僕を年配の人物に老けさせ、驚くルックスに変貌させ、支えてくれています」と尾崎はそのクオリティーに自信を見せる。

 本シリーズは『ブレードランナー』『オデッセイ』などの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮に名を連ねていることでも話題だが、尾崎はドラマのスケールの大きさに触れ「一日の撮影に最大で数億円のペースで予算が費やされていく現場は、撮影、美術、衣装などの部門も一切の妥協がなく、VFXのクオリティーもシーズン3でも圧倒的なレベルだった」とアピールしている。シーズン4は、現在カナダや米国で撮影中。(編集部・石井百合子)

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