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アンジュルム和田彩花、2019年春にハロプロ卒業「本当のスタート」

卒業を発表した和田彩花(204年撮影)
卒業を発表した和田彩花(204年撮影)

 ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ、アンジュルムのリーダーを務める和田彩花(23)が、5日にブログを更新、来年春のツアーを最後に、グループおよびハロプロから卒業すると発表した。

当初は「日本一スカートの短いアイドル」として活動

 和田は、2009年に結成されたアイドルユニット・スマイレージのオリジナルメンバー。グループ名は2014年に「アンジュルム」となった。和田はグループ唯一のオリジナルメンバーとして活動を続け、ハロプロのリーダーも兼任している。

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 この日の更新で和田は、卒業を報告すると共に「このような決断に今まさに皆さまの心を大きく動かしてしまっているかと思います。申し訳ありません」と謝罪。これまで、「いつまでもみんなと夢を追いかけることはできないのだろうか?」と答えの出ない思いを胸に活動してきたというが、2期メンバーから「いつもグループのことばかり考えて自分のやりたい事はないんですか?」と尋ねられたとき、「歌って踊ってそんな活動を続けたい」と心の底にあった思いを告げたという。

 それでも「自分の夢は叶わなくてもグループでいたい」という思いがぬぐえなかった和田だが、めまぐるしくメンバーが変わっていくなかで、「上を目指すことよりもグループを維持することに専念する自分がいました」といい、次第に「『アンジュルム』は、私がグループから抜けたとき(オリジナルメンバーがいなくなり)本当の意味でアンジュルムになる」と考えるようになっていったと明かした。

 それでも不安がぬぐえない、自分がいなくなった後のグループや後輩たちへの思いを長文でつづり、「今とこれからのアンジュルムに後輩たちに必要なのは私ではなくメンバーそれぞれが自立することだと思いました」と続けた和田は、自分のこれからの人生について「ステージに立ち続けたいです」と吐露。「30代になったとき1人でステージで歌って踊っていることが次の目標です。様々な表現をやっていきたいです。そうなれるよう、20代を過ごそうと考えました。そして、できればアイドルで居たいのです」と告白した。

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 さらに、外面的な「アイドル」という言葉を「超えていきたいし、それを世の中に提示していきたいです」という和田は、「ここから本当のスタートを切ることができます。自分の表現とはどういったものなのかワクワクします。そして、みんながいろいろな事を抱えながらそれでもキラキラ輝けるように。たくさんの方に勇気を与える、いつでもそのとき輝く女性であり続けたいのです」と希望にあふれた思いを吐露。最後は「残り1年となりますが、最高な形のグループをお見せできるよう精一杯がんばっていきますのでどうか最後まで見守っていただけたら嬉しいなと思います。なによりも未来を楽しみに待ってもらえるよう努力いたします。よろしくお願いいたします」と締めくくっている。(西村重人)

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