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出演の決め手はセックスシーン!?『恋はデジャ・ブ』女優が衝撃発言!

左から、ラッセル・ハーボー監督と女優のアンディ・マクダウェル
左から、ラッセル・ハーボー監督と女優のアンディ・マクダウェル

 現在でも根強い人気を誇る映画『恋はデジャ・ブ』『フォー・ウェディング』などに出演してきたアンディ・マクダウェルが、新作『ラブ・アフター・ラブ(原題)/ Love After Love』について、ラッセル・ハーボー監督と共に、3月30日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【作品写真】『恋はデジャ・ブ』フォトギャラリー

 本作は、夫に先立たれた主人公・スザンヌ(アンディ)が、その言い表せぬ感情を親族と共有できずにいる中、ある男性と関係を持ってしまい、二人の息子の反発に合いつつも、真の愛を家族と新たなパートナーに見いだしていくというストーリー。

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 自分のような年齢の女優が良い脚本を得ることはほとんど無いが、今作はスザンヌのセックスシーンが描かれていることが決め手になったと語るアンディ。「映画では、この年代のセックスを誰も描こうとしないけれど、あなた方(一般人たち)は、一体全体わたしたちの年齢の人たちは、何をしていると思っているのかしら(笑)? わたしたちだって、セックスをするわ! だってセックスも人生の一部でしょ!」と驚きの告白をしながらも、続けて「スザンヌが家族と親密だったり、傷付いたりする関係性も気に入っているわ。キャラクターの心理的な問題が、夫または父親を失うというストーリーの内部に組み込まれることで、何層にもわたる構成になり、面白いキャラクターになっているのよ」と説明した。

 一方、ハーボー監督は、キャスティングする際、映画の特典映像にある俳優のインタビューを参考にするそうで、「(特典映像の)インタビューでは、いかに俳優たちが自分について考えているのか自然な状態で聞けるし、テレビや映画のように、監督や脚本家から指示されることもないからね」と明かす。実際に、アンディが出演しているテレビシリーズ「シダー・コーヴ(原題)/ Cedar Cove」の特典映像を観た時に彼女の配役を決めたそうで、「その映像には接しやすく、物腰が柔らかく、話し上手なアンディの姿が映っていたんだ。今作でアンディ演じるキャラクターは全くそういった要素を持っていないことも良かったよ」と語った。人を寄せ付けないような厳格で、真面目な部分もあり、さらに夫の死で性格がゆがんできているように描かれているスザンヌとのギャップも見どころだ。

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 スザンヌのキャラクターについてアンディは、「冒頭では夫が居るものの、夫と一緒に旅行に行くようなタイプの女性ではないし、一般的な女性とは異なっているわね。映画内では、多くの女性は男性をよく見せるために描かれたりするけれど、今作のスザンヌは、そういった要素が全く脚本に記されていなかったの。彼女はかなり独立した女性で、男性と寝る時でさえも、まるで男性のような接し方をしているわ」と説明し、続けて「一般的には(配偶者が亡くなれば)苦しんだり、友人を集めて泣いたりする女性が多いと思われがちだけれど、現実ではスザンヌのような女性も多いんじゃないかと思うわ」と持論を展開した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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