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たけし、騒動に直接言及せず 自虐まじえ心境を語る

ビートたけし、騒動には直接触れず
ビートたけし、騒動には直接触れず

 前所属事務所「オフィス北野」から独立したタレントのビートたけしが3日、都内で行われた「WANDA2018年ブランド戦略発表会」に出席。同席した劇団ひとりらから、遠回しに騒動について話題を振られる一幕もあったが、直接的なコメントはせず。「わたしも新しいところで頑張っています。できたら仕事をください。いや、そんなことはないな。忙しくしてるかな」と話して話題を煙に巻いた。

【写真】ビートたけし、騒動後初の公の場

 イベントにはたけしとともに、新CMに出演しているひとり、澤部佑ハライチ)、春日俊彰オードリー)も登壇。この日は騒動に対する発言を聞こうと大勢の報道陣が集まっており、ひとりも澤部もその数に驚いた様子。ひとりが「大勢いますね。いま日本中が部長の言葉を待っていますよ」とたけしに声をかけると、たけしも「しょうがねえなあ」とニヤニヤ。「WONDAの会長、社長にお礼を言いたい。普通ならとっくにクビになっているところだから」と照れくさそうに笑った。

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 壇上では、たけしが仕事を楽しむための質問を残りの3人に尋ねるという形式でトークが行われたが、ひとりは「朝、ヤフーニュースを見る」と回答。「最近は芸能ニュースが騒がしい。ヤフーニュースに北野部長もよく出てきますよ」と遠回しにたけしをいじり、「そういう意味では明日の朝、いろんな意味で読むべき記事も多そう」と続けるとたけしは思わず苦笑い。

 続いて「人生を楽しむ秘訣」が話題に上がると、たけしは「早く死ぬ」「人の不幸を楽しむ」など毒舌で参戦。まじめな意見を求められると、「落ち込むことはない。どうせみんなくたばるんだから。嫌なことがあると、本書いたり急に仕事がしたくなる。本書いて時々悪口入れたりして」とコメント。「人生は楽しいことばかりあるわけではない。苦しいことも楽しめれば」と持論を展開し、報道陣を見回した。そして、「明日の見出しはこれで。『たけし、心境を語る』って。これならいい」とアピールした。

 また、春ということもあり、新入社員への意見を求められると、「会社に入ったら上に上がっていくやつをよく見極めていずれ自分が裏切って社長になりなさい」と意味深な発言。「下剋上の世の中を想定して生きていってほしい。裏切るやつは一番よく働くやつ。でも俺みたいに自分の会社出て行って怒られるのは珍しいけどな」と自虐ネタでイベントを締めくくっていた。(取材・文:名鹿祥史)

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