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ロック様、最低映画賞を「謹んで受け取る。送ってくれ!」

怒ってないよ - 画像は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』風のロック様
怒ってないよ - 画像は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』風のロック様 - Kevin Mazur / Getty Images

 ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、主演映画『ベイウォッチ』が最低映画を決めるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)に輝いた(?)ことを受け、「謹んで受け取る。送ってくれ!」とInstagramでメッセージ動画を公開した。

【画像】最低男優賞はトム・クルーズが受賞

 ラジー賞はアカデミー賞の前日に発表されていた。ドウェインは「オスカーにノミネートされた友人たちを誇りに思い、みんながトロフィーを持ち帰れるよう応援している。もう一つ興奮していることがあって……」と切り出すと、「それはちょうど今、俺もトロフィーを持ち帰れるって聞いたからなんだ。いや、オスカーじゃない。それはいつの日にかね。最低映画賞のラジー賞、それを『ベイウォッチ』で受賞したんだ」と意気揚々と報告。『ベイウォッチ』は水難救助隊の活躍を描いた同名ドラマのリメイク版で、日本ではDVDスルーとなった。

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 「クールなのは、映画がヒドすぎたから、彼らは新しい部門を作らなくてはいけなかったということなんだ。冗談じゃないんだよ。新しい部門は『ヒドすぎて逆に大好きになったで賞』だ」と笑いながら明かし、「誠心誠意作ったが、意図した通りにはいかなかった。だが、謹んで受け取るよ。批評家も、ファンのみんなもありがとう。『ヒドすぎて逆に大好きになったで賞』か……。愛ってそういうもんだよな(笑)。ラジー賞をありがとう。送ってくれ!」とトロフィーを手元に届けるよう要求した。朗らかでシャレの効いたメッセージ動画に、ドウェインの評価はうなぎ上りだ。

 今年の第38回ラジー賞では3Dアニメーション『絵文字の国のジーン』が最低作品賞など最多4部門を受賞した。不名誉な賞のため授賞式にはほとんどの受賞者が参加しないが、かつてポール・ヴァーホーヴェン監督、ハル・ベリーサンドラ・ブロックという豪胆な面々が賞を受け取りに現れ、評価を上げたこともある。(編集部・市川遥)

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