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役所広司、15年ぶり連ドラ主演に「毎日ドキドキしています」

山崎賢人ら共演者から熱いリスペクトを受ける役所広司
山崎賢人ら共演者から熱いリスペクトを受ける役所広司

 俳優の役所広司が8日、都内で行われたTBS系日曜劇場「陸王」特別試写会&舞台あいさつに登壇し、2002年の「盤嶽の一生」(フジテレビ)以来約15年ぶりとなる連続ドラマ主演に「当時、連ドラって台本が何冊もあって大変だなと思っていたのですが、今は魅力的なスタッフやキャストに囲まれて毎日ドキドキしながら、刺激をもらいながら撮影しています」と思いを語った。イベントには山崎賢人竹内涼真上白石萌音風間俊介小藪千豊ピエール瀧も参加した。

【写真】役所広司、山崎賢人、竹内涼真ら新ドラマ「陸王」キャストズラリ!

 本作は、池井戸潤の小説をテレビドラマ化。役所演じる、老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一が、時代の流れと共に傾きかけた会社を、従業員の熱意や商品のクオリティーを信頼してくれる人々の協力によって再建していく姿を描いたストーリーだ。

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 共演者、一般ファンと共に第1話を鑑賞した役所は「みんなと試写を見るのは最初嫌だなと思っていたのですが、長いマラソンレースとなる連続ドラマのスタートをこうして一緒に観ることができてよかった。久々の連続ドラマですが、夏の撮影がものすごく暑かったことを除けば、とても楽しい現場です」と語ると、役所と親子役で共演する大地役の山崎は「僕と役所さんは最初、ぶつかり合ってばかりいますが、現場ではとても優しくしていただいています」と笑顔。

 一方、宮沢の娘・茜を演じる上白石は「わたしは、お兄ちゃんと違ってお父さんとは仲が良い役なんです」とはにかむと「大先輩なのですが、包容力があって、みなさんを包み込むような方なので、伸び伸びと演じさせていただいています」と目を輝かせる。さらに上白石は「わたしは1話目の撮影日数があまり多くなかったので、今日、こうしてみなさんと一緒に観ていても視聴者のような感じで、終わったあと『隣に陸王に出ている人がいる!』ってミーハーな気分でした」と発言し客席を笑わせていた。

 役所は「今いるメンバー以外にも、今後個性的なキャラクターがたくさん登場します。とても人間くさい物語が展開するので、毎週楽しんで観てほしいです」と力強く語っていた。(磯部正和)

日曜劇場「陸王」は10月15日より毎週日曜夜9時~放送(初回2時間スペシャル)

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