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モト冬樹、ニコラス・ケイジ“共演NG”も、ニコラス映画のPRに出られるワケ

大好きだよ……ニコラス…… - モト冬樹
大好きだよ……ニコラス…… - モト冬樹

 和製ニコラス・ケイジこと、タレントのモト冬樹が27日、都内で行われたニコラス出演映画『キング・ホステージ』の公開記念イベントに出席。本家ニコラスからは共演NGとされているものの、本イベントに登壇できたことに「(スタッフから)本人が来てないので大丈夫です」と言われたことをぶっちゃけ、「本人が出てきた時は、俺は出てこないと思うんで」と複雑な胸中を語った。

【画像】似てる?ニコラス・ケイジのマネをするモト冬樹

 この日は劇中のニコラスにちなんでカツラにつけ髭姿で登場し、「今回一番似ていると思ったよね」と会場を盛り上げたモト。和製ニコラス誕生エピソードには、初めて似ていると気づいた作品が『フェイス/オフ』だったことを振り返り、「ニコラス・ケイジがジョン・トラボルタとボートの中で格闘して首を絞められているシーンで、画面にニコラス・ケイジの顔が逆さまに目一杯映ったわけだ。そっくりだった。これは似ているぞと思って」と懐かしそうに回顧。

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 今ではすっかり和製ニコラスとして定着しているが、『ゴーストライダー』で来日した本人と対面した時は、「背も高くて顔もちっちゃくて、超かっこよかったですよ。(俺と)全然似てねぇなと思って。だから『日本のニコラス・ケイジです』とは恥ずかしくて言えなくて。『日本のニコラス・ケイジと自分で言っています』にしたの」と恐縮した一コマを振り返った。

 その後もニコラス愛あふれるトークを展開し、劇中の演技についても「今回は誰が見てもわかるカツラにつけ髭で、つけ鼻までしてるから観たらびっくりしますよ。しかも悪役で、気が弱い面と残酷さと、精神的にこいつヤバイと思う感じがとてもよく出ていたね」と怪演を絶賛。

 フォトセッションでもポスターとおそろいのポーズを取ったりサービス満点だったが、本家ニコラスから共演NGを食らっていることに触れると「スタッフに『いいの?』って聞いたら『本人が来てないから大丈夫です』って」と説明。その一方で「だから、本人が出てきた時は、俺は出てこないと思うんで」と寂しめのトーンでニコラスへの思いを語っていた。

 本作は『コン・エアー』や『フローズン・グラウンド』に続き、ニコラスとジョン・キューザックが3度目の共演を果たしたアクション映画。 ミシシッピを舞台に、裏社会を支配するエディ・キング(ニコラス)の企てた誘拐事件が、思わぬ方向へと突き進むさまを描く。(取材・文:中村好伸)

映画『キング・ホステージ』は公開中

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