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『ファンタビ』が6週連続トップ!『マグニフィセント・セブン』は初登場3位

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 - (C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.

 5月29日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が6週連続で首位を獲得した。

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 本作は『ハリー・ポッター』の原作者J・K・ローリングが新たな魔法世界を描いた作品。5部作で制作予定で、『ハリー・ポッター』シリーズを知っている人なら楽しめる伏線がいっぱい。「ニュートがダンブルドアのお気に入りだった」というセリフがあったり、ニュートが「ホグワーツとイルヴァーモーニー(北アメリカにある魔法魔術学校)のどちらが優秀か」を魔法使い姉妹のティナとクイニーと自慢しあったり。ヴォルデモート卿に代わる新たな闇の魔法使いも登場する。

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 3位に初登場した『マグニフィセント・セブン』は『荒野の七人』を原案にした西部劇で、舞台は周辺で金塊が取れることから悪漢ボーグ(ピーター・サースガード)に支配された町。夫を殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)やギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)など7人のアウトローを雇って復讐を依頼する。拳銃やナイフ、弓矢など得意技が異なる7人のアクションが見ものだ。『荒野の七人』の舞台はメキシコでアメリカ人がメキシコ人を助ける設定だが、本作の舞台はアメリカに変更されている。また、『荒野の七人』の出演者は白人俳優が中心だったが、本作の主役は黒人俳優のデンゼルで、7人の中には韓国人のイ・ビョンホンやメキシコ人のマヌエル・ガルシア=ルルフォがいる。近年のハリウッドで声高に叫ばれる「ダイバーシティ」(多様性)を重視した配役となった。

 11位以下で注目なのは18位に初登場した『続・深夜食堂』。安倍夜郎による人気マンガを原作に、深夜しか営業しない小さな食堂で繰り広げられる人間模様を描いたテレビドラマの劇場版2作目だ。来週のトップ10入りに期待したい。

今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(1位)
2位『映画「聲の形」』(2位)
3位『マグニフィセント・セブン』(初登場)
4位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(3位)
5位『ザ・コンサルタント』(4位)
6位『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(5位)
7位『シン・ゴジラ』(6位)
8位『デスノート Light up the NEW world』(7位)
9位『バイオハザード:ザ・ファイナル』(8位)
10位『何者』(9位)

今週は6月2日に『ドクター・ストレンジ』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『新宿スワンII』がレンタル開始となる。『ファンタスティック・ビースト』が7週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)

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