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カンヌ映画祭で爆弾騒ぎ

第70回カンヌ国際映画祭

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会場から退避させられた記者たち - ドビュッシーシアター前で撮影
会場から退避させられた記者たち - ドビュッシーシアター前で撮影

 現地時間20日、フランスで開催中の第70回カンヌ国際映画祭で爆弾騒ぎがあった。

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 騒ぎがあったのは、夜7時半からドビュッシーシアターで予定されていたコンペティション部門出品作『リダウタブル(英題) / Redoubtable』(『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督作)のプレス試写でのこと。会場の外には入場を待つ長い列ができているのにもかかわらず、上映時間が近づいても一向に入場が始まらないと不審に思っていると、大勢の係員が急いで出てきて手を繋ぎ「後ろに下がってください」と繰り返して記者は退避を促された。

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 劇場内で不審なカバンが見つかったのが原因で、現場は一時物々しい空気に包まれた。しかし、専門家が確認したところ幸いにも爆弾などではなかったため、しばらくしてから入場開始となり、約45分遅れで上映が始まった。

 今年のカンヌ映画祭は、80人以上が死亡した2016年ニーストラックテロ事件が起きてから初の映画祭ということで、例年以上の厳戒体制が敷かれている。機関銃を装備したフランス共和国保安機動隊が集結して不審な行動がないかと目を光らせ、スターの到着を待つ群衆にトラックが突っ込んだりしないよう、バリケード代わりの巨大な鉢植えが多数設置され、会場の入り口にも門型の金属探知機が新たに設置された。(取材・文:編集部・市川遥)

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