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平井堅、バナナの時間消えた「今は水だけ」 曲作りのルーティン

平井堅
平井堅 - 写真:高野広美

 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』で主題歌を担当した平井堅が、いまだにインターネット上でファンの間で語られている“バナナの時間”の現在について明かした。

【写真】独自の世界観が広がるドラえもん&平井堅(計6枚)

 歌手として、常により良いパフォーマンスを見せるために、日頃からルーティンワークを大切にしているという平井。そんな彼の一日のタイムスケジュールが数年前に朝の情報番組で披露された際には、朝の6時から7時にかけて「バナナ」という文字が、1時間分のスケジュールとして書き込まれていたことが注目を浴びた。しかも“バナナの時間”の前後のスケジュールとして書かれていたのは睡眠時間。つまり、起きて、バナナを食べて、寝る。歌のイメージからも生活感のない平井だっただけに、現在もその“バナナの時間”が入ったタイムスケジュールの画像がネット上に出回るほど、「平井堅は、どうやってバナナを食べるのか?」と“バナナの時間”は話題に上り続けていた。

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 では今回の曲作りの時にも、“バナナの時間”がルーティンワークの一つに含まれていたのか。質問をぶつけられた平井は、「あー、あれは違うんです」と笑いと共に即座に否定。「そもそもあのタイムスケジュールのグラフがおかしくて、当時、お腹が空いて、起きてバナナを毎日食べていたのは事実なんですが、1時間の幅のところにでっかくバナナと番組のスタッフが書いたから、おかしなことになっただけなんですよ」と“平井のバナナの時間”を説明。そして「今は朝は何も食べず、水しか飲みません」という。

 ひょうひょうとして、相変わらず生活感が一切ない平井。だが、「曲作りに入ると、アウトプットばかりになるのでインプットが欲しくなる」と話し、最近は映画を観ることを大切にしているとのこと。「代官山蔦屋がお気に入りの場所で、そこに行って気になる映画のDVDを借りてくるんです。今のマイブームは邦画かな。昨日は何か懐かしいなと思って、『月はどっちに出ている』を観て、おとといは『箱入り息子の恋』を観ました」。

今のマイブームは邦画 - 写真:高野広美

 曲作りにおいてルーティンワークを大事にする日々の中から、生まれた映画ドラえもんの主題歌「僕の心をつくってよ」。平井にとっては初めて手掛けたアニメ主題歌となる。平井は「曲作りはあんまり得意じゃないんですよ。天才みたいに、ふと降りてくるワケでもない」と謙遜しつつも、子供時代から自分の血中にある「ドラえもん」のイメージを結集して作ったと話す。のび太の弱さ、ドラえもんの優しさ、二人の日常と絆をテーマにした彼の曲は、全国のドラえもんファンの心にどう響くのか。(取材・文:前田かおり)

『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は3月4日より全国公開

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