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アカデミー賞で時の人!「つみきのいえ」加藤監督は意外とミーハー!?

第81回アカデミー賞

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『つみきのいえ』の加藤久仁生監督
『つみきのいえ』の加藤久仁生監督

 25日、東京會舘で第81回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した映画『つみきのいえ』の加藤久仁生監督が、黄金に輝くオスカー像とともに凱旋(がいせん)会見に臨み「受賞できるとは思っていなかった。今はふわふわした気持ち」と改めて喜びを語っていた。

 「もともと自分自身、表に立つタイプじゃない」と語る加藤監督は、確かに物静かな印象で、コメントする際もじっくりを言葉を選びながら、穏やかな口調で記者の質問に答えていた。しかしそんな加藤監督には、高校時代にハードロックバンドを組んで、ドラムを担当していたという意外な一面も。授賞式前にはハリウッドにあるギターセンターに立ち寄り「モトリー・クルーの手形に手を合わせて、験を担ぎました」とロックファンらしい思い出を語っていた。

 さらに短編アニメ賞のプレゼンターが映画『スクール・オブ・ロック』の主演、ジャック・ブラックだったことにも感激したそうで、「バックステージで、あの映画の大ファンだと伝えたら、ジャックがギターを弾くマネをしてくれた」とテンション高めにうれしそうな笑顔を見せていた。

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 ちなみに今年のアカデミー賞で見事、外国語映画賞を受賞した映画『おくりびと』については「受賞はとてもうれしいこと」としながらも、話題を持っていかれてしまったことには少々複雑な心境のようで「正直、そういう気持ち(自分だけが唯一の日本人受賞者になれなかったのが残念という気持ち)がないわけではない」と思わずぶっちゃけ。これには同席した日下部雅謹プロデューサーも苦笑していた。

 『つみきのいえ』は海面上昇に合わせて、自宅をまるで積み木のように建て増しする老人が、ふとしたきっかけで家族の思い出を振り返るという約12分間のノスタルジックな短編アニメ。受賞直後から発売中のDVDに注目が殺到しているほか、3月7日からはTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで凱旋(がいせん)上映されることも決定している。

映画『つみきのいえ』は3月7日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開
DVD『pieces of love vol.1 つみきのいえ』は発売中
「第81回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」は3月1日(日)よる10:20よりWOWOWにて放送

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