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父はドラッグの元売人…ブレイクしたスピルバーグの秘蔵っ子がプライベートを赤裸々告白!

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僕は普通の人間さ。
僕は普通の人間さ。

 『トランスフォーマー』に主演してブレイクしたシャイア・ラブーフは、『インディ・ジョーンズ4』(仮題)への出演も決まっているスティーヴン・スピルバーグの秘蔵っ子だ。そんなラブーフの最新作は、ある事件をのぞき見してしまったことによって、さらなる事件に巻き込まれていく若者たちを描いたアクション・サスペンス『ディスタービア』。

今まさに若手注目株の筆頭である彼に、俳優になるまでの道のり、今後の目標、恋人の存在などプライベートについて語ってもらった。

Q:共演者のサラ・ローマーキャリー=アン・モスについての印象は?
サラは会ったことのないタイプだと思った。彼女と僕は、ちょっと似たところがあると思う。キャリーは最初、『マトリックス』のトリニティだ! と思って緊張したけど、彼女は2番目の子どもが生まれたばかりで“母親モード”全開だったから、役にピッタリの雰囲気だったよ。

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Q:ブレイクのきっかけとなった主演作、『トランスフォーマー』について。
いろいろな作品に出演したいと思ったので、『トランスフォーマー』はこの上ない機会だった。僕自身の知名度が上がるという理由でも、将来、出演することになる作品にもプラスなるとも思った。

Q:スピルバーグはあなたのことを“トム・ハンクスに次ぐ俳優”と呼んでいるとか。
それはうれしいことだね。でも、僕は人がすでにやったのと同じことはしたくないんだ。どんなタイプにも限定されない、ただの「俳優」でありたい。マイケル・ケインのように息の長い俳優になりたい。あと、僕にとっての俳優ナンバーワンはゲイリー・オールドマンだよ。

Q:俳優になりたいと思ったのはいつ? そしてなぜですか?
子どものころ、父はドラッグの売人で貧しい生活をしていたんだ。近所にいた友だちがテレビに出演していてすごくいい暮らしをしていて、自分も貧しさから抜け出すために俳優になりたいと思った。だから最初は経済的理由だったんだけど、『穴 HOLES』で共演したジョン・ヴォイトに会ってから、演技についての本を読み始めるようになったよ。

Q:お父さんとの関係は?
父親と僕との関係は、親子というより友だち同士のようなものだったんだ。父も偉そうに説教することはないし、僕にとって父は大切な友人なんだ。

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Q:どうやってドラッグに手をつけずにいられるのか?
父親のように身近に居る人間がドラッグ中毒で苦しんでいるのを見れば、ドラッグに手を出したいとは思わないよ。

Q:あなたはスタンダップ・コメディアンとしてキャリアをスタートしたそうですね。
そうなんだ。芸能界への早道はモデルになるかスタンダップ・コメディアンになるか、どちらかだと聞いたんだ。とてもモデルになれるルックスじゃなかったから、10歳ぐらいのころからコメディー・クラブの舞台に立ったよ。子どものジョークなんて言ったって、ああいうところに来ている大人たちは笑ってくれないから、10歳の子どもが50歳のおっさんのようなジョークを言うというのが、僕の十八番だった。エージェントを探すのも、電話帳を使ってすべて自分でやったんだ。自分の方が夢中になって子どもを芸能界に入れようとしている親がいるけど、ああいうのは見苦しいと思う。

Q:恋人はいるの?
実は別れたばかりなんだ。3年間付き合っていたから、次のステップは結婚ということになるんだろうけど、僕には結婚する気はないから別れたよ。

Q:エール大学に行くつもりだとか?
合格通知はもらったんだけど、どうしてもあきらめられない仕事が入ったので断念したよ。ジョン・タトゥーロには、「すでにやっていることを学びに行ってどうするつもりだ?」と言われた。でも、僕自身のことがマスコミに急速に知られることになるよりは、大学生活を送って空白の4年間を持つのも悪くはないと思ったけどね。

Q:パーティに行ったりするのは好きじゃないそうですが、オフのときには何をしているんですか?
スポーツが好きなんだ。特にロサンゼルス・ドジャーズやニューヨーク・ジャイアンツのファンだよ。自分の家族や犬も好きだし、運転している車は日産。僕は普通の人と変わらない生活をしているよ。

『ディスタービア』は11月10日よりスバル座ほかにて全国公開
オフィシャルサイト disturbia.jp

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