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東京ゴミ女

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VIDEOピックアップ(監督ご本人のコメント付き!)

(ビデオ価格は全て税抜き価格です)

●「菊池エリ 巨乳責め」

出演/菊池エリ 碓田建治 瞳さやか 高橋めぐみ 恵比寿太一郎  古都秀一 石部金吉

[物語]
AV製作会社社長兼監督さらに相手役まで勤め、ひたすらエロスの追及を口にし、実践する吉村の元、助監督として日夜、過激なセックスシーンの撮影現場で働く青年・純一。そんな純一に監督デビューのチャンスが訪れた。吉村の彼に課したテーマは、会社の専属AV女優のエリと私生活での恋人になって、プライベート・セックスを撮影するというものだ。彼は恋人には詳細を告げず、エリとのセックスビデオを撮り始める・・・。

[みどころ]
AV界が舞台とあって、過激でアクロバティックなセックスシーン満載。レズや目隠し・緊縛・蝋燭プレイなどまでも登場。かなり際どく、モザイクも満載だが音は超リアル、ビデオ映像が生々しさを醸し出す。しかし、服を着てれば純一もエリも幼顔の青春ドラマの主人公。AV業界で生きる若い男女の姿勢の違いなども描かれる。ブラインド越しに1スポットライトなど、濡れ場以外にも印象的な映像あり。

[監督のコメント]
「物語通り、ビデオ撮りの作品。ちなみに脚本は「不貞の季節」の石川均。AV監督は女優に惚れていくけど、女優の方は“お仕事です”・・・。せつない話なんですよ。にっかつロマンポルノは女の子が主役だけれど、目線が男だったりする。そういう作り方をしてた部分があるから、基本的には自分の思い入れでしか撮っていないと言えるかもしれない」
<ビデオ=日活/カラー・68分/¥3800> <DVD=未発売>

 


●「君といつまでも」
<1995年・にっかつ=にっかつビデオ製作>
出演/後藤宙美 田口トモロヲ 梅垣義明 松本コンチータ 有薗芳記 杉本綾 松岡俊介 梅垣義明

原作/山本直樹 挿入歌/ハイポジ[身体と歌だけの関係」
主題歌/早川義夫 「この世で一番キレイなもの」 【ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭’95正式出品作品】

[物語]
ボンデージクラブの屋上で出会った男・加倉井)に監禁される娘・静美。彼は彼女を手錠で括り付けるが、一切手を出さない。そしての体を剃毛し、丁寧に洗い、ビニールシートで区切ったベットの上に横たえて見つめる・・・。山本直樹の劇画を原作に描く、エロティック・ファンタジー。

[みどころ]
一見SM的設定の中から始まり、近親相姦、フェティシズムへ至るテーマの中、それは限りなくファンタジックに、かつ純に描かれていく作品。 映像的にも、監禁される部屋の無菌な雰囲気、一輪の紅い薔薇と散らばった花びら、そして甘いピンクや衝撃的な赤い光を印象的に多用した色彩 も美しい。

[監督のコメント]
「田口トモロヲ3部作の第3弾です。後に勝手にそう呼んでるだけなんですが(笑)。 第1弾は「魔王街 サディスティック・シティ」(ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭’93ビデオ部門グランプリ受賞作。田口氏の役は、20数年ぶりにあった友人によって、自分の中に眠っていた魔性を目覚めさせることになるサラリーマン) 第2弾は「夢魔」(ロッテルダム国際映画祭’95出品作。田口氏は、少年時代の性的トラウマを夢で目覚めさせるバス運転手役)、 この第3弾は監禁モノですが、僕は女の子を監禁したいな、なんて全然思わないですよ~。(笑)だって、監禁なんてする方、いちいち大変じゃん、ね~(笑)」
<ビデオ=日活ビデオ/カラー・97分/¥15300> <DVD=未発売>

●「ゲレンデがとけるほど恋したい。」
<1995年・アルペン=東宝>

出演/清水美砂 大沢たかお 西田尚美 鈴木一真 柏原収史 Kenji 夏木マリ
主題歌/広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」

[物語]
結婚式を挙げるため、かつて学生時代を過ごしたニュージーランドにやってきた賢とミナ。現地でスノーボードに夢中になっているミナの弟ハッケイとその仲間ケンジ、日本から取材を兼ねてやってきた女性フリーライターの親友らが彼らを祝福するために集ってきた。そんなある日、3年前に消息を絶った、仲間の1人であり、ミナの元恋人・柊輔が現われる。かつて19歳で難所スノー・グース・バレイを、そしてNZの最難所でアイス・ブルー・ホーンをたった1人制したという伝説さえ築いた天才スノーボーダーだった柊輔だが・・・。偶然の再会に心がミナをはじめ、恋・仕事・夢・友情に揺れる青春群像を描く。

[みどころ]
全編ニュージーランド・ロケ。散りばめられた洋楽、邦楽のポップなヒットナンバーの数々・・・。当時、放映していたスキー用品CMとリンクしたトレンディ映画。にもかかわらず、独特の色調とアングル、深みのある個々の人物描写 をはじめ、”純粋映画畑”出身の監督ならではの作品になっている。 もちろん、テーマの1つとなっているスノボー大技も、雄大なNZの雪山もたっぷりと堪能できる。 主題歌は広瀬香美。結婚した大沢たかおと彼女はこの作品での出会いがきっかけ。 また、Kenjiは、今をときめくDoragon ashの降谷健志。

[監督のコメント」
「初の海外ロケ! 初のメジャー作品! 鈴木一真はこれが映画デビュー作です。大沢・清水・一真・西田と、収史・kenjiの若い世代の2つの青春を捉えてます」
<ビデオ=東宝/カラー・106分/¥15800> <DVD=未発売>

●「800  TWO LAP RANNERS」
<1994年・サントリー=ポニーキャニオン=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ製作>
出演/松岡俊介 野村祐人 有村つぐみ 河合みわこ 鹿沼えり サブ 斉藤慶子 袴田吉彦 唐十郎 【キネマ旬報日本映画ベスト第7位、批評家大賞最優秀監督賞、文化庁優秀映画作品賞、文部大臣芸術選奨新人賞、ベルリン国際映画祭正式出品作品】

[物語]
女の子とのエッチばかりに夢中になっている毎日の中、ひょんなことから陸上選手となったテキ屋の息子・中沢。同性愛経験のある実力ナンバー1といわれる広瀬。そんな2人が高校陸上県大会の800m決勝で出会う。対照的なこのライバル達の前にあらわれる、女子ハードル選手、広瀬のブラコン気味の妹、そして広瀬の同性愛相手だった先輩の彼女だった足の悪い娘・・・。多感な高校生の男女の友情と性を、陸上競技を軸に瑞々しく描いた青春映画。

[みどころ]
トラック競技で一番過酷だといわれる800m。短距離と中距離の間でペース配分が非常に難しいことは、先のシドニー五輪でご覧になったとおり。トラック2周ジャストのため。その選手は”2LAP RUNNER”と呼ばれる。その800m走をリアルタイムで追った長回し映像が画期的。(実際に走ってる俳優の汗と息遣いが実にリアル!) 大人陣の俳優達の個性も、若者達の輪郭を浮き上がらせる効果を担っている。 袴田吉彦は、広瀬と同性愛関係にあり、事故死した陸上選手の先輩として幻影で登場。

 

「監督のコメント]
「この作品のおかげでベルリン映画祭にも行け、いろんな賞をいただきました。いろんな意味で転機になった作品ですね。 ホモ、軽く入ってますね。(笑)袴田(吉彦)、ホモ系続いてて(前作=デビュー作は、もろホモセクシュアルテーマの橋口亮輔監督「20歳の微熱」)、すっげー、いやがってたんだけど、頼んで出てもらいました。さかんに「僕、彼女いるんですよ!」と、ことあるごとに言ってたな(笑)。「いや、そんなのどっちでもいいんだけどさ」って言ったのだけど、一生懸命「僕はノーマルです」と言い続けてましたね。ははは」
<ビデオ=ポニーキャニオン/カラー・110分/¥16000> <DVD=未発売>

●「MIDORI」
<1996年・フジテレビジョン=ポニーキャニオン=東北新社製作>
出演/嶋田博子 加藤晴彦 入江雅人 中島ひろ子 望月まゆ ヨースケ 広田玲央名 田口トモロヲ
原作/内田春菊[物陰に足拍子」
音楽/メトロファルス

[物語]
高校3年のみどりは、早くに両親を失い、そのため彼女を溺愛する兄と、その兄嫁の3人暮らし。兄嫁はみどりに嫉妬し、いざこざが絶えない状態だ。ある日、仮病を使って保健室で寝てると、同じようにサボって寝ていた2年の男子シュンに声をかけられ、彼と初体験してしまう。その彼のいとこのマンションで行われている怪しげなカルトパーティ、目の前での突然の同級生の謎の自殺、兄嫁との激化する確執、そしてクスリ・・・。ドライで感情をあらわにしない(できない)女子高生のリアルな日常を赤裸々&クールに描いた作品。

[みどころ]
茶髪じゃない加藤晴彦がかなりディープなラブシーンを披露。また、Melodyの望月まゆ、そしてマッシュルームカットの窪塚洋介(当時ヨ-スケ)が不可解な自殺を遂げる映画少年役で登場するなど、彼らのファンにとってはお宝的価値もある作品。 冷めた態度をとらざるを得ない18歳の少女の視点そのもので、行き場のない想いを的確に捉えた作品でとなったのは、原作のニュアンスを正確に捉えることのできる「長年の少女漫画愛読者」の監督ならでは?

[監督のコメント]
「主演の嶋田博子のデビュー作。まさしく彼女の魅力にあふれた作品だと思います。」
<ビデオ=ポニーキャニオン/カラー・104分/¥15800> <DVD=未発売>

●「晴レタ日ニハ・・・」
<1998年・ジェイプレジデント=サンセットカラー>

監督/宮城仙雅&廣木隆一(共同監督) 
出演/嶋田博子 柏原収史 川村千里 手塚とおる 

[物語]
「クレア」・・・。幻の曲。それはデビューライブをキャンセルし、たった1枚のCDを残して消えたミュージシャンの曲だった。その曲を、ミニFM局のDJ朱子の元へリクエスト繰り返す一也。彼は尊敬する元バンドマンのヨージの「クレア」への想いを代筆していたのだ。そんなある日、朱子がヨージを訪ねてくる。オーディションを突然キャンセルして姿を消した一也を探して欲しいと・・・。「クレア」というたった1曲の歌をめぐって過去と現在の切ない想いが交錯する異色青春ドラマ。

[みどころ]
不思議な糸が織り成す構成。ギターを抱えた一也(柏原収史)の死体は、世界一美しいと言われたロ-ラ・パーマー([ツイン・ピークス」)の死体を遥かに超えた美しさ。必見中の必見!

[監督のコメント]
「これを見てる人は、かなりコアな映画マニアっていうレアな作品だよ。(笑)「東京ゴミ女」でも助監督をやってもらってる宮城仙雅との共同監督作品です。彼に映画を撮ってもらいたかったというのもあって、共同監督って面 白いからやろうか、ってことでやりました。嶋田博子演じる主人公の女の子が二重人格で、片方を僕が、片方を宮城が演出した。 不思議な映画だとオレも思う。(笑)う~ん、難しい映画だ。(笑) 収史の死体はフェティシュ心を掻きたてるかな。(笑)たまたま撮影時、金髪だったし、確かにキレイだね~。彼とは「ゲレンデ~」で出会ったのが縁で、出てもらった。非常に真面 目で、のめりこみ方のやつだね」
<ビデオ=ジェイプレジデント(発売) 
<トライハートコーポレーション(販売)/カラー・50分/¥10500> <DVD=未発売>

●「天使に見捨てられた夜」
(1999年・日活)

出演/かたせ梨乃 大杉連 永澤俊矢 田口トモロヲ 真行寺君枝 嶋田博子 西山水木 パンタ
原作/桐野夏生「天使に見捨てられた夜」(講談社刊)
挿入歌/パンタ「雨の化石」

[物語]
村野ミロ、38歳。離婚歴ありの独身女性。新宿2丁目で探偵業を営む彼女に来た今回の依頼は、失踪しているAV女優一色リナを探すこと。さっそく調査を始めるが、そのとたんに正体不明の何者かからいやがらせを受ける。しかし、それでも調査を進めるミロは、やがてリナの出演した映画には実のレイプ容疑ありとの情報を掴み、さらに彼女が殺されている可能性にも辿りつく・・・。

[みどころ]
ハードで、ドロドロとした事件の中で、アパートの隣室に住むバーのマスターとミロの交流シーンは、一服の清涼剤的な穏やかな空気をもたらす。 男勝りでありながら、あくまでもとことん女、のミロ。いかにもいかがわしいAV監督をソデにするかと思いきや、激しい情事になだれ込んでいく”女”のあらがえない性が、女流ハードボイルドの魅力のカギかも。(かたせ梨乃のサスガのベッドシーンに注目!) だからこそ、のマスターのゲイ、の設定が生きている、ということでもある。

 

[監督のコメント]
「かたせ梨乃さん主演のハード・ボイルド???(笑)ゲイバーのマスターで、大杉漣さん、弁護士で田口トモロヲさん、そしてかたせさんの元亭主役で頭脳警察のパンタさんが出演しています。永澤俊矢さんはAVの監督だけど、自分に重ねて、なんてことは全然。(笑)僕は、永澤さんのようにカッコよくないので、あんなに強引に女の子に迫れませんよ~。(笑)」 <ビデオ=日活/カラー・109分/¥16000> <DVD=未発売>

●「不貞の季節」
(2000年・Y・F・C=スローラーナー)
出演/大杉漣 星遥子 村上淳 山崎絵里 しみず霧子 チャーチル・ウィリアム・ブラウン 伊藤裕作
原作/団鬼六(新潮文庫「美少年」収録[不貞の季節」)
エンディングテーマ/「星をください」The Blue Hearts

[物語]
SM作家の黒崎は、執筆の取材として、自室でモデルの京子と編集者の川田に緊縛を繰り返しさせていた。 妻・静子は、夫のエログロな嗜好とその小説を否定。しかしあるときを境に、妙に美しく艶やかに変貌した妻に気づく黒崎。妻に男が?嫉妬に悶える黒崎に、川田が妻との関係を土下座して詫びながら告白した! そして妻は緊縛を始め、川田の望むことに全て従っているというのだ。黒崎は激しい嫉妬とともに自虐的な興奮と欲情を覚え、川田に2人の情事を録音させる。そしてそれを元に彼は妻への愛を小説に綴り始めるのだが・・・。

[みどころ]
監督の独特の純で、暖かい視点と、大杉漣の軽妙な演技が見事にマッチし、ある意味で常軌を逸した不とどきともいえる痛々しく、重いテーマが、絶妙のユーモア感覚で展開する。 娯楽作としても楽しめるテンポと、廣木タッチの落ち着いた、ダークで美しい色彩 の映像で文芸作としての色合いも醸し出す。 滑稽な憐憫さをも演じきる大杉漣をはじめ、大阪弁で川田役を好演する村上淳、淡々とした態度に、秘めた感情をこめた静子役の星遥子など、俳優陣の1つ1つの演技もみもの。ラストに流れるブルーハ-ツのポップな歌はミスマッチのようだが、本質を考えればそのジャストフィット感を得られるはず。

 

[監督のコメント]
「団鬼六さんの私小説が原作です。にっかつロマンポルノで撮った「SM教室 失禁」が、この作品の原点というべき作品といえるかもしれません。 「痴漢とスカート」ではポストマンの痴漢だったり、ホモ映画の「ぼくらの季節」などからずっと僕の映画に多数出演していただいていた大杉漣さん。 ついに!その大杉漣初主演作です! この映画、今、劇場でやってますから、ぜひ「東京ゴミ女」と併せて見に行ってください!」
<現在、テアトル新宿にてレイトロードショー公開中/カラー・88分>

 

 

 

   
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