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「相棒」“3代目”甲斐享の兄、元日SPで初登場 新納慎也が抜てき「みなさまも驚くことと思います」

新納慎也ふんする甲斐享の兄・甲斐秋徳
新納慎也ふんする甲斐享の兄・甲斐秋徳 - (c)テレビ朝日・東映

 2024年1月1日放送のドラマ「相棒season22」元日スペシャルに、3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の兄である甲斐秋徳が初登場することが明らかになった。秋徳役に抜てきされた新納慎也は、「壊してはいけない作品に突入するような、強烈なプレッシャーがありました」と心境を明かしている。

【画像】享のパートナー・笛吹悦子も9年ぶりに登場!

 元日スペシャルは、小学5年生になった享の息子・結平(森優理斗)が主役を務める学芸会に、右京や享の父・峯秋(石坂浩二)、社美彌子(仲間由紀恵)らが集まったところからスタート。ところが、その学芸会で衝撃の事件が発生。結平の担任教師・姉小路仁(福澤重文)が、衆人環視の舞台上で刺殺されてしまう。

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 今年の注目ポイントは、これまで謎に包まれていた享の兄・甲斐秋徳(新納)が初めて姿を見せること。財務官僚である秋徳は、服役中の弟に代わって、彼のパートナーである笛吹悦子(真飛聖)や甥っ子を支え、結平からは“パパっち”と呼ばれるほど懐かれている。

 出演オファーを受けた新納は、「『相棒』というドラマは、『サザエさん』とか『ドラえもん』に近い印象があるかもしれません(笑)。日本で長く愛され続けている作品。そんな『相棒』へのオファーをいただいた時は、完成された中に入っていく恐ろしさというか、僕が壊してはいけない作品に突入するような、強烈なプレッシャーがありました」と素直な心境を吐露。

 脚本を読んだ感想を「え! あの人に兄がいたの? それ、俺??」と表現した新納は、「恐らく『相棒』ファンのみなさまも驚くことと思います。僕が演じる秋徳は、少し特殊な状況に居心地の良さを感じているようですが、その気持ち、なんかわかる気がしてしまう。僕に似てるのかも」と秋徳について語る。

 クランクインは、特命係と3人でのシーンだったという新納。水谷豊(杉下右京役)と寺脇康文(亀山薫役)との共演について、「なんの罰ゲームだろう? と思うほど緊張しましたが、水谷さんも寺脇さんも、冗談を交えながら話しかけてくださって、一瞬で仲間に入れてもらえた気分でした。長年同じメンバーで作っているドラマでもあり、同時に多くのゲストを迎え入れているドラマでもあるのだと気づかされました。受け入れ体制さえも素晴らしく感動しました」と振り返った。(編集部・倉本拓弥)

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