吉沢亮主演「PICU」新作SPドラマ来春放送 レギュラーキャストが再集結
昨年10月期に放送された吉沢亮主演のフジテレビ系・月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の約1年半ぶりとなる新作スペシャルドラマ「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」が、2024年春に放送されることが決定した。連続ドラマから引き続き、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、菅野莉央、生田絵梨花、中尾明慶、正名僕蔵、甲本雅裕らレギュラーメンバーも再集結する。
「PICU」とは、子どもを対象にした小児専門の集中治療室の略称で「子どものためのICU」というべきもの。連続ドラマでは「大規模なPICUの運営は極めて困難」とされる広大な北海道を舞台に、“しこちゃん先生”こと駆け出しの小児科医・志子田武四郎（しこた・たけしろう／吉沢）が、丘珠（おかだま）病院PICU科長・植野元（うえの・はじめ／安田）ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、ドクタージェットの運用を実現するために奔走する姿が描かれた。
スペシャルドラマは、武四郎がPICUに配属されて1年後の丘珠病院が舞台。未熟さゆえに子どもを傷つけ、同僚も傷つけ、葛藤の毎日を送った武四郎。最愛の母との死別、仕事の挫折を乗り越え、少しずつ成長してきた。あれから1年。小さな命と懸命に向き合う日々のなか、命の危機にさらされた幼い命が運び込まれてくる。置き去りにされた新生児、重症を負った姉弟。子どもたちの生死を分けるPICUで、武四郎たちは刻一刻を争う現実に向き合っていく。
吉沢は、新作の決定に「すごく愛のある現場で、皆さんすてきな方々ばかりですし。僕自身演じていて“すごく楽しいな”と思える作品だったので、もう一度『PICU』の現場で皆さんとお会いできるのがうれしかったです」と喜びのコメント。
今回は、武四郎が2人の新人研修医の指導に四苦八苦する展開も描かれるといい「連続ドラマから変わらない『PICU』の全体的な“温かさ”は残りつつ、今回のスペシャルドラマは志子田先生が先輩になるというのが見どころの一つになっています。下っ端で情けない姿を見せていた連続ドラマの時から、また一つ成長した志子田先生が見られるのではないかと思い、僕自身すごく楽しみにしています」と語っている。
脚本は倉光泰子が再び担当し、演出も連ドラおよび「監察医 朝顔」シリーズなどの平野眞が務める。フジテレビの金城綾香プロデューサーは「『PICU』は自分にとって本当に大切な作品なので、続編を作らせていただけると知った時は飛び上がるほどうれしかったです。続編を望んでくださって、声に出してくださった視聴者の皆さまのおかげだと思っています。ありがとうございます」と感謝。「再度、吉沢さんをはじめとする皆さんとご一緒できること、心血注いでドラマをより良くしようと力を尽くして医療監修にあたってくださった先生方、そしてスタッフのみなさんと、制作にあたることができる幸せを、日々噛み締めています」とコメントを寄せている。（編集部・入倉功一）
スペシャルドラマ「PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024」は2024年春放送
