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『ミステリと言う勿れ』勢い止まらず3週連続首位!『沈黙の艦隊』が2位の好発進

映画週末興行成績

映画『ミステリと言う勿れ』より
映画『ミステリと言う勿れ』より - (C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社

 9月29日から10月1日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より2日に発表され、田村由美原作・菅田将暉主演の月9ドラマを映画化する『ミステリと言う勿れ』が週末3日間で観客動員30万5,000人、興行収入3億9,400万円をあげ、3週連続首位をキープした。累計成績は動員205万5,000人、興収27億7,600万円。かわぐちかいじのコミックを大沢たかお主演で実写化した『沈黙の艦隊』は2位のスタートとなった。

【動画インタビュー】大沢たかお、実写版『沈黙の艦隊』を語る!

 2位は、大沢が主演とプロデューサーを兼任し、約30年前に描かれた原作漫画を実写化する『沈黙の艦隊』。初日から3日間で動員27万4,000人、興収3億7,000万円を記録した。日米が極秘裏に建造した最新鋭の原子力潜水艦で反乱逃亡し、核ミサイルをブラフに独立国「やまと」建国を宣言する。Amazonスタジオが製作を手掛け、防衛省・海上自衛隊の協力で実物の潜水艦を使用している。監督は、『ハケンアニメ!』などの吉野耕平。共演に玉木宏上戸彩ユースケ・サンタマリア夏川結衣江口洋介らが名を連ねる。

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 3位は『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』が順位をキープし、累計では動員84万人、興収10億円を突破。大ヒットを記念し、入場者プレゼント「Film Collectionクリアカード NEWデザインver.」が10月7日から4週にわたって週替わりで配布されることも決定した。4位には前週2位で初登場した『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が続き、累計成績は動員40万人、興収6億円を突破している。

 5位に、黒川博行の小説「勁草」を、『燃えよ剣』『ヘルドッグス』などの原田眞人監督が映画化したクライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』が初登場。安藤サクラ山田涼介演じる、特殊詐欺を生業とする姉とその弟が大金の動く取引に加担し、巨悪との対立に巻き込まれていく。共演に生瀬勝久吉原光夫江口のりこ宇崎竜童ら。

 6位に、宗教家の大川隆法が製作総指揮・原作を手掛けた『二十歳に還りたい。』が初登場。80歳の孤独な老人がある日突然20歳の青年の姿になり、悔いのない第二の人生を歩もうとする。監督は『世界から希望が消えたなら。』などの赤羽博。主人公・一徳の青年期を田中宏明、老年期を津嘉山正種が演じている。

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 今週は、ビートたけしの恋愛小説を、二宮和也波瑠の共演で映画化する『アナログ』、デンゼル・ワシントンが闇の仕事請負人として悪を討つ元CIA工作員を演じる人気シリーズの第3弾『イコライザー THE FINAL』、エッセイストとしても活動するジャズミュージシャン・南博の回想録を、池松壮亮主演・冨永昌敬監督により映画化する『白鍵と黒鍵の間に』、豊田徹也のコミックを『愛がなんだ』『窓辺にて』などの今泉力哉監督が真木よう子を主演に迎えて映画化する『アンダーカレント』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2023年9月29日~10月1日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『ミステリと言う勿れ』:3週目
2(初)『沈黙の艦隊』:1週目
3(3)『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』:3週目
4(2)『ジョン・ウィック:コンセクエンス』:2週目
5(初)『BAD LANDS バッド・ランズ』:1週目
6(初)『二十歳に還りたい。』:1週目
7(4)『ホーンテッドマンション』:5週目
8(6)『グランツーリスモ』:3週目
9(7)『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』:4週目
10(9)『君たちはどう生きるか』:12週目

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