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美しいだけじゃない!実写版「ONE PIECE」ナミ役のキャスティングで重要視したこと

Netflixシリーズ「ONE PIECE」世界独占配信中
Netflixシリーズ「ONE PIECE」世界独占配信中 - (c)尾田栄一郎/集英社

 Netflixオリジナルシリーズ「ONE PIECE」においてナミ役のキャスティングで重要視した点を、監督の一人であるマーク・ジョブストが Screen Rant に語った。

【画像】かわいすぎ!ナミ役のエミリー・ラッド

 ナミ役を務めたのは、現在30歳のエミリー・ラッド。Netflix映画『フィアー・ストリート』3部作や Prime Video のドラマ「ロマノフ家の末裔 ~それぞれの人生~」などに出演してきたアメリカ人女優だ。

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 ジョブスト監督は「もちろんエミリーは美しく、ナミは美しいキャラクターだが、彼女の存在にはものすごい深みがある。これは他のキャストにも言えるが、僕たちが求めたのは単に美しいだけでなく、美しい魂を持っているということだった」とコメント。「それはスクリーンで作ることができるものではなく、そこに実際に存在して初めて、捉えることができるもの。僕たちがキャスティングした全ての俳優たちは、そういう追加の要素を持っている。特にナミに関しては、その存在を単に平面的なものにしてしまわないために、魂に深みのある人をキャスティングすることが本当に重要だった」と明かした。

 エミリーは尾田栄一郎の原作マンガの大ファンで、実写シリーズが作られると聞くや自ら髪をオレンジ色に染めてナミそっくりのショートカットにしたり、アクションをする自身の動画を投稿したりするなど、ナミ役を得るための“ロビー活動”を3年にわたって続け、見事役を勝ち取ったことで知られる。

 しかしジョブストによると、撮影時のエミリーは“オタク愛”は横に置き、一つ一つのシーンをただ生きていたとのこと。「(熱狂的なファンのように)『ああ、ルフィはそんなことしないと思う』『サンジはそうじゃないよ』といったことを言うのではなく、常に他の俳優たちのセリフに耳を澄まし、その瞬間瞬間に反応していた。そういうキャストを得られることは、監督にとって最高のギフトなんだ」とエミリーに感謝していた。

 エミリーのほか、麦わらの一味にはイニャキ・ゴドイ (ルフィ)、新田真剣佑(ゾロ)、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(ウソップ)、タズ・スカイラー(サンジ)がふんしている。実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」全8話はNetflixで独占配信中。(編集部・市川遥)

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