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サイモン・ペッグ、『ミッション:インポッシブル』来日中止を謝罪「待っててくれた日本のファンたち、ごめんね」

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』USプレミアでのサイモン・ペッグ
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』USプレミアでのサイモン・ペッグ - Bryan Bedder/Getty Images for Paramount Pictures

 全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキ決行を発表したことを受け、サイモン・ペッグが人気シリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』での来日がかなわなくなったことを日本のファンに謝罪した。

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 SAG-AFTRAは16万人の組合員を擁するハリウッドで最大の組合で、報酬の引き上げ、人工知能(AI)を通じた画像の不正使用に対する保護策、視聴者数に基づいたストリーミング報酬などを求めてスタジオ側と交渉していたが、決裂。現地時間14日午前0時1分よりストに突入することになり、組合の俳優たちは映画・テレビ作品の撮影取りやめに加え、インタビュー取材や映画のプレミア、SNS投稿、サンディエゴ・コミコンをはじめとしたファンイベントなど、作品のいかなる宣伝活動も禁止となった。

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 サイモンはInstagramのストーリー機能で「今夜0時からSAGがストライキを始めることになり、『ミッション:インポッシブル』の宣伝ツアーもここで終了することになった。SNS投稿もできないし、僕たちは日本へも行けない。だから、僕たちが来るのを待っていてくれた日本のファンの皆さん、ごめんね」とツアー最後の地となる予定だった日本のファンに向けてコメント。

 それでもこのストには意義がある。サイモンは「もしあなたが何か仕事の途中の俳優だったら、ストライキしないといけなくて、この状況に憤りたくなってしまうかもしれない。だけど覚えておくべきなのは、憤る相手はSAGではないということ。彼らは僕たちを守るために最善を尽くしていて、ストに入ることも最終手段であり、簡単な決断ではなかった。憤るべき相手は、この業界における公正で公平な将来を僕たちに保証するのを拒否する人々なんだ」と俳優たちの未来のため、連携を訴えた。

 なお、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』来日イベントについて、日本の配給からの発表は現時点ではまだない。(編集部・市川遥)

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日より全国公開

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