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月9「真夏のシンデレラ」昭和&平成感漂うベタな恋愛ドラマが大ウケ!

「真夏のシンデレラ」より後列:水上恒司、萩原利久、吉川愛、神尾楓珠、仁村紗和、白濱亜嵐、前列:森七菜、間宮祥太朗
「真夏のシンデレラ」より後列:水上恒司、萩原利久、吉川愛、神尾楓珠、仁村紗和、白濱亜嵐、前列:森七菜、間宮祥太朗 - (C)フジテレビ

 森七菜間宮祥太朗主演の7月期月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(毎週月曜21時~21時54分※初回30分拡大)が10日よりスタートとなり、「昭和・平成の匂い漂う」王道の恋愛ドラマにSNS上でツッコミや胸キュンの声でにぎわい、タイトルがTwitterトレンド1位になったほか間宮祥太朗、神尾楓珠など複数の関連ワードが上位に入った(※一部ネタバレあり)。

【画像】目に見えない格差…初回場面写真

 本作は、海辺で一緒に生まれ育った女友達3人組と、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進む男友達の交流を描くストーリー。月9枠では近年、医療ドラマや法廷モノ、サスペンスなどが多く、久々の恋愛モノとあって注目を浴びていたが、その期待通り「ザ・王道」な恋愛模様が繰り広げられた。

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~以下、ネタバレを含みます~

 住む世界の違う男女が図らずも接点を持つ設定をはじめ、目覚めると見知らぬ男の部屋で衣服をまとわず寝ていたという最悪な出会い、誕生日にフラれて雨の中をずぶ濡れて帰る、繰り返される偶然の再会……といった一昔前の「恋愛ドラマあるある」なシチュエーションが満載。輝く海や夕陽、花火など夏の風物詩が青春模様を効果的に盛り上げ、ネット上では「面白いくらいにベタ」「ベタでキラキラな展開」「ベタベタの恋愛ドラマ、めっちゃイイ!」「THE月9」「昭和の匂いがすごい」「夏って感じ!」とにぎわっていた。

 なかでも注目を浴びたのが、森七菜演じるサップのインストラクター・蒼井夏海の切ない片思い。幼馴染の牧野匠(神尾楓珠)を想い続けていた夏海は匠が誕生日に食事に誘ってくれたことを機に告白を決意。おしゃれをして待ち合わせの店で待つも、匠は店に向かう途中で思いを寄せる人妻・佳奈(桜井ユキ)と偶然再会する……という間の悪さ。夏海がようやく現れた彼に告白するも「女として見たことがない」と玉砕し、「誕生日にこれはつらい」「匠、罪すぎる」「可哀想すぎる」「振り方最悪すぎ」と夏海への同情が相次いでいた。

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 ラストシーンも期待を裏切らぬトレンディ感あふれるシチュエーションで、東京に帰ったはずの水島健人(間宮祥太朗)と水族館で2度目の偶然の再会を果たした夏海が、健人と海で夕陽を見てからの誕生日サプライズへ。“偶然”ビーチサンダルの鼻緒が切れて転んだ夏海に、健人が誕生日プレゼントにと新しいビーサン(クジラの飾り付き)を履かせるシーンでは間宮の王子っぷりに色めき立っていた。

 脚本は第34回ヤングシナリオ大賞大賞に輝いた市東さやか、演出は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの田中亮。(編集部・石井百合子)

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