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山下智久、浴衣姿でイベント登壇 主演映画アジアツアーに「ただただ感動」

山下智久
山下智久

 山下智久が7日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』ディレクターズ版(公開中)の劇場公開初日舞台あいさつに浴衣姿で登壇し、本作のキャンペーンで体験した人生初のアジアツアーの感想や、新たに芽生えた目標などを語った。この日は、イ・ジェハン監督、新木優子深水元基も来場した。

【画像22枚】 山下智久、浴衣で短冊に願いを…

 本作は、映画『私の頭の中の消しゴム』などのイ・ジェハンが監督・脚本を務め、漫画・小説アプリ「ピッコマ」で連載された漫画「見えなくても聞こえなくても愛してる」に基づくラブストーリー。視力を失う病を患った漫画家・泉本真治(山下)と、彼のファンで生まれつき聴覚障害のある相田響(新木)の前途多難な愛の行方を追う。

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 浴衣姿の山下は「先週まで韓国、香港、台湾、タイとアジアを回らせてもらっていたんですが、帰って来て、浴衣を着付けの先生にびしっと着付けしてもらうと、改めて日本に帰ってきたなという気がします。特別な七夕の日に浴衣を着られてうれしく思います」とにっこり。

 アジアツアーについては「初めての経験だったので、すごい活力をいただきました」と話し、「ただただ感動しました。こんなに待っていてくれる人がいるなんて……という驚きもあったんですけど、それと同時にもっとみなさんに届けられるものを増やしていきたいと思いました」と新たな目標を見出したことも打ち明ける。

 また韓国人スタッフとの撮影は楽しかったようで、「一つの作品を作ろうという情熱は(日本人も韓国人も)同じですが、毎日新しい日本語を覚えて来てくださったり、変な日本語を教えられると、カメラマンが現場で敢えて言って笑いを誘ってくれたり、毎日僕らのことを勇気づけてくださった」と振り返る。そして、「しばらく会えていないから、すごく会いたいです」吐露。

 変な日本語の詳細を求められると、「僕が教えたんじゃないですけど、『お腹すいた』とか『お金持ちはどこですか?』とか、ふざけた日本語」と説明。イ監督も「私は寂しいです」「結婚してください」と覚えた日本語を照れくさそうに紹介した。

 七夕にちなみ短冊に願い事をしたためた一同。山下と新木が本作が広く人々に届くこと、深水が家族の健康を願う中、イ監督は「みなさんの願いは僕にとっては毎日祈っていることです。僕の願いは特別です」ともったいぶりつつ「結婚したいです」と書いた短冊を披露。まさかの伏線回収に会場は笑いに包まれた。(錦怜那)

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