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作品賞は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』!最多7冠でオスカー席巻

第95回アカデミー賞

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多7部門で受賞!
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多7部門で受賞! - (C) 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

 第95回アカデミー賞授賞式が13日(現地時間12日)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、作品賞に映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が輝いた。同作は作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞と最多7部門受賞を果たし、今年のオスカーを席巻した。

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 アメリカで破産寸前のコインランドリーを経営している中国系移民の主人公(ミシェル・ヨー)が、ひょんなことからマルチバース(並行世界)に意識を飛ばすことができるようになり、カンフーマスターをはじめとした“別の宇宙の自分”の力を得て悪と対峙する姿を描いた同作。ハチャメチャなSFアクションコメディーでありながら家族の感動的なドラマでもあり、アカデミー賞の前哨戦である全米映画俳優組合賞(SAG)、全米製作者組合賞(PGA)、全米監督組合賞(DGA)の全てを制した勢いそのままに、最高の栄誉を手にした。

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エブエブ
『エブエブ』に作品賞!Kevin Winter / Getty Images

 メガホンを取ったのは、『スイス・アーミー・マン』の監督コンビ“ダニエルズ”ことダニエル・クワンダニエル・シャイナート。二人は脚本も執筆しており、この日は脚本賞、監督賞、作品賞の受賞で3度ステージに上がり喜びを爆発させた。演技部門もミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンジェイミー・リー・カーティスが受賞と『エブエブ』チームが圧倒する結果となった。(編集部・市川遥)

第95回アカデミー賞、全受賞結果は以下の通り。
■作品賞
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■監督賞
ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■主演男優賞
ブレンダン・フレイザー 『ザ・ホエール

■主演女優賞
ミシェル・ヨー 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

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■助演男優賞
キー・ホイ・クァン 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■助演女優賞
ジェイミー・リー・カーティス 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■長編アニメ映画賞
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

■短編アニメ映画賞
『ぼく モグラ キツネ 馬』

■脚本賞
ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■脚色賞
サラ・ポーリー 『ウーマン・トーキング 私たちの選択

■撮影賞
ジェームズ・フレンド 『西部戦線異状なし

■美術賞
『西部戦線異状なし』

■音響賞
トップガン マーヴェリック

■編集賞
ポール・ロジャーズ 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■視覚効果賞
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

■歌曲賞
「Naatu Naatu」『RRR

■作曲賞
フォルカー・バーテルマン 『西部戦線異状なし』

■衣装デザイン賞
ルース・E・カーター 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー

■メイク・ヘアスタイリング賞
『ザ・ホエール』

■国際長編映画賞
『西部戦線異状なし』(ドイツ)

■短編実写映画賞
『アイリッシュ・グッバイ』

■長編ドキュメンタリー賞
ナワリヌイ

■短編ドキュメンタリー賞
『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』

(※日本語のリストを転載する際は編集部までご連絡ください)

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