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劇場版「モノノ怪」薬売り役のキャストを変更「作品性の観点」公開時期も延期

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画像はイメージ - iStock.com / Epitavi

 2007年に放送されたテレビアニメ「モノノ怪」の新作劇場版を制作する株式会社ツインエンジンは28日、作品の公式Twitterなどを通じて、キャストの変更と、2023年としていた公開時期の延期を発表した。

【画像】劇場版『モノノ怪』

 「モノノ怪」は、2006年にノイタミナで放送された「怪~ayakashi~ JAPANESE CLASSIC HORROR」の一編をベースに、謎の薬売り(声:櫻井孝宏)が、名作怪談をモチーフにした怪異の謎に迫るアニメーションシリーズ。この日、公式Twitterでは、劇場版について「薬売り役のキャストを変更をすることと致しました」と櫻井の降板を発表し「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります。ファンの皆様にはお詫び申し上げるとともに、変わらぬ応援をいただけますと幸いです」と説明している。

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 新たな公開時期と新キャストは、夏ごろの発表を予定。「スタッフ一同、作品制作に邁進してまいりますので、準備が整うまで今しばらくお待ちください」としており、「クラウドファンディングにご支援くださった方々には、各サイト上および個別メッセージにて、今後の対応をお知らせいたしますので、そちらをご確認ください」と呼びかけている。

 また、公式Twitterでは中村健治監督のコメントも紹介。中村監督は「この作品を気にしてくださってる皆さんやクラウドファンディングに参加してくださった皆さん、不安にさせてごめんなさい。ただ現場では毎日本当に色んな面白いものや不思議なものが出来上がっているので待ってて欲しいです! スタッフ一丸となって頑張ります!」とファンにメッセージを送っている。(西村重人)

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