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米女優ラクエル・ウェルチさん82歳で死去『恐竜100万年』『ミクロの決死圏』など

ラクエル・ウェルチさん R.I.P
ラクエル・ウェルチさん R.I.P - Herbert Dorfman / Corbis via Getty Images

 映画『恐竜100万年』『ミクロの決死圏』などで知られる女優のラクエル・ウェルチさんが、現地時間15日にカリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で亡くなったとEW.comほか各メディアが報じた。82歳だった。マネージメント会社は声明で、ウェルチさんは「短い闘病の末に、安らかに息を引き取った」と発表している。

 1940年9月5日に、アメリカ・イリノイ州シカゴでボリビア人の父親とアイルランド系アメリカ人の母との間に生まれたウェルチさん。1960年代半ばに映画デビューし、『恐竜100万年』『ミクロの決死圏』で観客を魅了。当時を代表するアイコンとなった。ウェルチさんの『恐竜100万年』のポスターは、映画『ショーシャンクの空に』(1994)において、時代の流れを表す象徴として印象的に使用されている。

 1960年代から1970年代にかけて、『悪いことしましョ!』(1967)、『100挺のライフル』(1968)、『マイラ』(1970)、『女ガンマン・皆殺しのメロディ』(1971)、『シーラ号の謎』(1973)などに出演、『三銃士』(1973)でゴールデン・グローブ賞女優賞(コメディー/ミュージカル)を受賞した。

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ラクエル・ウェルチさん(2017年撮影)Michael Tullberg / Getty Images

 そのほか、ドラマ「スピン・シティ」や『キューティ・ブロンド』(2001)など数々のドラマ・映画に出演。1996年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を獲得した。

 私生活では4度結婚しており、最初の夫との間に生まれた娘のターニー・ウェルチさんは、女優として『コクーン』(1985)などに出演している。(編集部・入倉功一)

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