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ロッキーとアポロの意思を受け継ぐ『クリード』第3弾特報公開 2023年公開決定!

監督も務めるクリード役のマイケル・B・ジョーダン
監督も務めるクリード役のマイケル・B・ジョーダン - (C)2023 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 『ロッキー』シリーズの新章として大ヒットを記録したボクシング映画の第3弾『クリード3(原題)』が、2023年に劇場公開されることが決定し、特報映像と2種類のキャラクターポスターが公開された。

『クリード3(原題)』特報

 『クリード』は、ロッキー(シルヴェスター・スタローン)のライバルだった、元世界王者アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)の物語。1作目の『クリード チャンプを継ぐ男』では、ロッキーとアドニスが共に頂点を目指していく姿を描き、続く第2弾『クリード 炎の宿敵』では、アポロを亡き者にしたロシア(旧ソ連)の王者イワン・ドラゴの息子ヴィクターとアドニスの誇りをかけた死闘が描かれた。最新作では、ロッキーとアポロの意志と魂を受け継ぎ、栄光と名誉、愛する家族を手に入れたアドニスの新たな物語が展開する。

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 ある日、アドニスと家族のように一緒に育った親友ダミアン・アンダーソンが、18年ぶりにボクサーとして姿を現す。ある事件をきっかけに刑務所に入っていたダミアンは、アドニスだけでなく、彼が愛する者すべてに牙を向けはじめるように。アドニスは、誰にも言えなかった隠された過去と向き合う決意を固め、リング上での決着に挑む。

 主演のマイケルは、スタローンと共演した前2作を経て、本作で長編監督デビュー。1作目で監督を務めた『ブラックパンサー』のライアン・クーグラーが、プロデューサーと脚本として、ジョーダンをサポートする。

 アドニスと敵対するダミアンを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズ最新作の悪役・征服者カーン役に抜擢され話題となったジョナサン・メジャース。アドニスの妻ビアンカ役は『ソー』シリーズでヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンが続投する。

ダミアン役のジョナサン・メジャース(C)2023 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 オンライン記者会見でマイケルは、「僕自身のキャリアにとっても、完璧なタイミングだったと思う」と初監督への思いを明かし、「このキャラクターとは 7~8年共にいる。それに、35歳になった今の僕には言いたいことが山ほどある。男として。若い黒人の男性として。キャラクターやストーリーを通して、僕の人生経験や、自分自身の一部を、どのように世界に伝えることが出来るか、ということだった」とコメント。『クリード』の撮影時、クーグラー監督にかけられた「適切な時期というのはない。とにかく深いところに飛び込んで、やってみることだよ」という言葉を振り返り「僕にとって、今がその時なんだと感じたんだよ」と映画化に至った経緯を語った。

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 また、第3弾のテーマについて「僕たちにとって、家族は常に核となるものだと思う。家族、そして思いやりの心はね。そして、自分の過去と向き合い、本当の自分を見つけるというのは、僕たちがこの映画で語っているテーマの一つだと思う。それは原点回帰のようなもの」と語ったマイケル。「自分がどこから来たのかを振り返ることは、この映画でもとても重要だ。過去の清算や、自分の行動に責任を持つことは、僕らが取り上げたいことだった。誰もが共感できるストーリーを作りたかった。この作品には、僕自身が多く入っている。多くの人たちにとっても共感できる要素を見出だしてくれることを願っている」と思いを語っている。(編集部・入倉功一)

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