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ガラス100枚割り!?『HiGH&LOW THE WORST X』アクションシーンの裏側P明かす

激アツアクション
激アツアクション - (C) 2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C) 高橋ヒロシ(秋田書店)HI-AX

 公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』の小川江利子プロデューサーが、アクションシーンの裏側やこだわりなどを明かした。

怒涛のアクション!『HiGH&LOW THE WORST X』場面カット

 『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(「高」は「はしごだか」が正式な表記)のコミック「クローズ」「WORST」のクロスオーバー作品『HiGH&LOW THE WORST』(2019)の続編となる本作は、鬼邪高全日制の頭をはる花岡楓士雄(川村壱馬)の前に、瀬ノ門工業高校が立ちはだかる。

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迫力スゴっ! - (C) 2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C) 高橋ヒロシ(秋田書店)HI-AX

 迫力あるアクションシーンが多く登場する本作。アクションのこだわりについて、小川プロデューサーは「平沼紀久監督と鈴村正樹アクション監督の今作のアクションコンセプトのひとつに“HiGH”と“LOW”の世界観をアクションに落とし込む……というものがあり、高低差のあるところからの奇襲や、高所から“落ちる”という描写を、狙って多く用いました。それはコロナ禍での撮影で、大人数や大掛かり……といった表現に規制をかけざるを得ないなかで、魅せるアクションとしてのひとつの作戦だったのだと思います」と振り返る。

 そんななかで、「三校連合が襲来するトンネルのシーンはHiGH&LOWらしいシーンになったと思います」と自信をのぞかせ、「トンネルに並べた車は40台ほどで、出演していたキャストは総勢200名ほど。このシーン以外にも、体育館や廊下の壁、学校中の窓ガラスを破壊しました。割ったガラスの枚数は正式には数えられませんが、100枚は割ったのではないでしょうか……」と大規模な撮影が行われた。

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実は腹筋やばい小田島 - (C) 2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C) 高橋ヒロシ(秋田書店)HI-AX

 また、本作では、さまざまな人と人とのつながり、関係性が物語をより一層盛り上げる。鳳仙学園の小田島有剣(塩野瑛久)と志田健三(シダケン/荒井敦史)が幼なじみであるという設定を知っていればより作品を楽しむことができるポイントとなるが、「小田島とシダケンの幼なじみ設定は、前作『HiGH&LOW THE WORST』の時に高橋ヒロシ先生が考えてくださったものです」と明かす。

 さらに、「前作でこの設定が直接的に表現されることはありませんでしたが、キャストの方々がキャラクターを構築していくための要素として、高橋先生は多くのワードを資料化し、キャストの皆さんに贈ってくださりました。その中にはまだ作品内で表現されていない設定もあるかと思いますが、それはまた今後、機会があればきっとどこかで明かされるのではないかと思います」と今後の展開に期待が高まるコメントを寄せていた。(編集部・梅山富美子)

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