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Charaが『スワロウテイル』以来26年ぶり演技 阿部寛「すべて忘れてしまうから」出演

Charaがバーのオーナー役に
Charaがバーのオーナー役に

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で配信されるオリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」(2022年9月より配信)の新キャストが発表。ミュージシャンのCharaが出演することが明らかになった。

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 本作は、燃え殻による同名エッセイを阿部寛主演で映像化するラブストーリー。ある日、ミステリー作家“M”は5年間付き合った恋人“F”とケンカし、その後失踪したFを探し始めるが、周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密があきらかになっていく。監督・脚本には岨手由貴子沖田修一大江崇允が名を連ねる。

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 今回、新たに主人公Mが通う行きつけの場所で、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもあるBar灯台にかかわるキャラクターたちのキャスト情報が発表。オーナー役には、1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となるChara、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。Charaが主演の阿部と共演するのは今回が初、そして宮藤は、阿部とは2007年公開の『大帝の剣』以来、2度目の共演となる。

すべて忘れてしまうから

 バーのオーナー・カオル役を務めるCharaは、オファーを受けて出演を快諾した理由を「音楽絡みの役柄だったのと、私にやって欲しいという熱意が伝わったからです」とコメント。演じるカオルについては「Charaに寄せてくれたんでしょうか? 女性でシングルマザーで息子もいるところと音楽を愛しているところかしら? カオルさんの方が謎めいてるかな」と重なるところも多かったという。

 また、バーの料理人・フクオ役の宮藤は自身の役どころについて「なんか、いい加減に生きているように見えて、自分の半径数メートルの世界を大事にしているんだろうなと。20代半ばまで深夜営業の居酒屋でバーテンのような事をしていたので、自分でも驚くほど自然に溶け込むことが出来ました」と明かす。久々の共演となった主演の阿部とは「10数年前に、広島の山の中で1か月くらい、終わらないんじゃないかという過酷な撮影を共にして以来でしたが、いい声でボソっと、くだらない事を仰るところは、まるで変わってなくて、懐かしかったです」と振り返っている。

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 製作陣からは2人の起用について「Charaさんは、映画『スワロウテイル』での圧倒的な存在感は多くの邦画ファンの脳裏に鮮烈な記憶として刻まれています。その元来のカリスマ性が、本作の持つ誰の記憶にも繋がるような日常ドラマを、特別な味わいに仕立ててくれるものと確信して、監督たちの満場一致を受けてご出演を依頼しました」「人間・宮藤官九郎には格別な色気が漂っています。それは人生において様々な事象を深く見つめ、触れてきたからこそ醸し出されるものだと思いますし、そんな宮藤さんだからこそ、掴み所のないフクオという役柄に実在感を持たせることができると思いました」とオファー理由を語っている。

 あわせて、Charaと宮藤の姿を捉えた場面カットも公開。カオル(Chara)が満面の笑みでワイングラスを傾けながら談笑する姿と、フクオ(宮藤)がリラックスした表情でドラムを演奏しようとしている姿が切り取られている。(編集部・大内啓輔)

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