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「マイファミリー」最終回に向け犯人考察白熱

「マイファミリー」最終回より
「マイファミリー」最終回より - (C)TBS

 二宮和也主演の日曜劇場「マイファミリー」(日曜よる9時~TBS系)が今夜(12日)、最終回を迎える。複数の誘拐事件を巡って、ネット上では「誰もが怪しい」と犯人考察もヒートアップしている(※前9話までの詳細に触れています)。

【写真】みんな怪しい…最終回場面写真

 本作は、時代の寵児ともてはやされるゲーム会社社長・鳴沢温人(二宮)の娘・友果(大島美優)が誘拐された事件を皮切りに、複数の誘拐事件が絡み合っていくさまを描くサスペンス。温人の大学時代の親友で弁護士・三輪(賀来賢人)の娘・優月(山崎莉里那)、温人と家族ぐるみの付き合いのある実業家・阿久津(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)、そして5年前に起きた元刑事・東堂(濱田岳)の娘・心春(野澤しおり)。温人が警察の介入なしに交渉役となり、犯人と交渉するうちに濡れ衣をきせられる事態となった。友果と優月を誘拐したのは東堂だったが、今も帰らない心春、そして変わり果てた姿で発見された実咲を誘拐したのは誰なのか。

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 最終回では、温人の妻・未知留(多部未華子)が誘拐されたのちの展開。犯人は温人に、逃走中の東堂と未知留の交換を要求。温人は犯人を突き止めてほしい葛城(玉木宏)に頼み、自身は未知留を救うため三輪とともに東堂への連絡を試みる。

 これまで誘拐された心春と実咲がかつて親しくしていたことが判明しており、前話では実咲が友果に貸したタブレットが物語の焦点に。東堂は電話で未知留に「誰か(タブレットを)取りに来たらそいつが犯人だ」と話していた。何者かに拉致される直前、未知留はタブレットを開き驚がくしていたが、彼女が目にしたのは何だったのか……?

 犯人候補として挙がっているのが、阿久津、刑事の日下部(迫田孝也)ら。阿久津は温人を犯人と疑い警察に通報し、社会的に抹殺しようと動いた。日下部は、犯人は別にいると訴える葛城に耳を貸さず、温人と東堂を犯人と信じて疑わない。そして、実咲が友果に貸したタブレットの存在を知るなり回収しようと動いていた。そのほか、5年前の誘拐事件の犯人を取り逃したことを悔やみ続ける葛城、その上司で部下からの信頼も厚いノンキャリア・たたき上げの吉乃(富澤たけし)ら。

 実咲誘拐の際には、犯人から温人に身代金を「10億円を1億円ずつ10日に分けて運べ」といった不可解な指示があったが、それは温人が逮捕されるリスクを高めるもので、犯人の目的は金ではなく怨恨とみられている。「誰もが怪しい」とされるのは各キャストの演技力ゆえでもあり、巻き込まれ型の主人公を熱演した二宮は最後にどんな表情を見せるのか。白熱のアンサンブルにも期待が高まる。

 二転三転する巧みなオリジナル脚本を手掛けたのは、「グランメゾン東京」「危険なビーナス」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」など数々の日曜劇場に名を連ねてきた黒岩勉。今後は映画『キングダム2 遥かなる大地へ』、アニメーション映画『ONE PIECE FILM RED』の公開を控えている。(編集部・石井百合子)

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