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広瀬アリス、松村北斗と9年ぶり共演 4月期主演ドラマで恋愛経験ゼロのこじらせ女子に

役衣装の松村北斗、広瀬アリス
役衣装の松村北斗、広瀬アリス

 女優の広瀬アリスが、カンテレ・フジテレビ系の4月期ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜よる10時~)で主演を務めることが27日、明らかになった。恋に本気になれない6人の男女が人生最大の本気の恋に落ちていく群像ラブストーリーで、広瀬は恋愛経験ゼロの27歳のこじらせ女子に。そんな彼女の前に現れる「来る者拒まず去る者追わず」の刹那恋愛主義男子にSixTONES松村北斗が決定した。広瀬にとって、プライム帯(午後7時~11時)の連ドラ主演は初。松村との共演は2012年放送の「黒の女教師」(TBS系)以来、約9年ぶりとなる。

【動画】広瀬アリスが語る松村北斗演じる柊磨の魅力は?

 広瀬が演じる主人公・桜沢純は、洋食器メーカー「相良製陶」のデザイナー。仕事では若くしてチーフを任され、ファッションや食べ歩きなど趣味も充実し、親友との女子会も楽しくて仕方ない。充実した東京ライフで「恋なんていらない!」と宣言しているが、頑ななまでのそのスタンスにはある理由が隠されている。広瀬は、主演ドラマ「失恋めし」が14日よりAmazonプライム・ビデオで配信スタートしたばかり。今後、月9ドラマの劇場版『劇場版ラジエーションハウス』が待機中だ。

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 一方、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロインの夫・稔役も記憶に新しい松村が演じるのはフレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人・長峰柊磨。目を見張るほどのイケメンで、初めての女性客にはマスクを取って心をつかむ。女性の欲しがる優しい言葉や笑顔を返す感覚は天才的。求められれば店の客とも適度に関係をもつが、本気になることはないクールなスタンスの彼が、なぜか純に興味を持ちアプローチする。

 なお、広瀬と松村のインタビューを交えた映像も公開。広瀬は、松村との約9年ぶりの共演に「テレビで見ているときはキラキラしたイメージですが、すごく落ち着いていて柊磨にぴったり。台本で読んでいた時の柊磨は、ミステリアスでちょっと無機質という印象もありましたが、松村さんがそれに息を吹き込むことによってすごく人間らしくて、もちろんかっこよくて、ミステリアスがより一層増して、とても魅力的だなと思いました」とコメント。松村も「広瀬さんとは初共演から約9年ぶりで、当時一緒のシーンが多かったので結構しゃべっていたんですが、このドラマに入るときは久しぶりだから僕自身もギア入れなきゃと思って、初日から広瀬さんと積極的に話しました。僕自身、撮影現場では広瀬さんにリードしてもらってばかりですが、広瀬さんもゆだねているって話されていたので、互いに支えあって撮影が進んでいる感じです」と述べている。

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 プロデューサーの米田孝は、広瀬と松村の魅力に以下のように触れている。「このドラマ、広瀬アリスさんがとにかく新鮮です。ご本人がおっしゃる通り、意外にこういう“がっつりラブストーリー”の経験がそんなに多くない彼女が、現場で照れながら、しかし研究熱心に、一つ一つの心の動きを丁寧に演じる姿は、“新しい広瀬アリス”の魅力が爆発しています! 是非、彼女が演じる不器用でこじらせまくった桜沢純を応援してあげて下さい。そして恋のお相手となる松村北斗さんが、優しくて、危険で、ミステリアスで、とにかくカッコいい! 記憶に新しい朝ドラの“稔さん”ともまた違った魅力がダダ漏れ。男女問わずみんなが好きになってしまう長峰柊磨の魅力を、是非体感して下さい」

 脚本は、ドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」(2018)や映画『ファーストラヴ』(2021)などの浅野妙子。演出にドラマ「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(2020)などの宮脇亮らが名を連ねる。本作には、広瀬、松村の他にも、恋に難アリな4人の男女が登場。安定志向早婚レス妻・清宮響子と、「サリュー」で働く料理の腕は超一流のミステリアスシェフ・岩橋要。愛され中毒のパパ活女子・真山アリサと、不思議系陰キャ男子・内村克己。第2弾では、清宮と岩橋のキャストが発表される。

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 広瀬、松村のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

広瀬アリス(桜沢純役)

 ドラマのオファーを頂いたとき、正直、“マジか~!”と思いました。これまでさまざまな作品に出させていただいたんですが、この作品のようにがっつりしたラブストーリーはあまり経験がなくて……思わず現場で照れ笑いしてしまいました(笑)。私が演じる桜沢純は、恋愛経験がゼロなのに「もう恋愛なんて別に私の人生にはいらないの」って言っているような恋愛をこじらせた女性。でも、仕事はちゃんとやっていて充実しているし、後輩もいるし、上司からは信頼されている。でも、友達と会っているプライベートの時は、弱さも出しながらスイッチを切り替えている実はどこにでもいそうな女性。思ったことをうまく表現できず素直になれない。そんな不器用な部分は私自身、純に似ているなと感じました。共演する松村さんは、以前、学園ドラマで共演して9年ぶりくらいになりますが、テレビで見ているときはキラキラしたイメージですが、すごく落ち着いていて柊磨にぴったり。台本で読んでいた時の柊磨は、ミステリアスでちょっと無機質という印象もありましたが、松村さんがそれに息を吹き込むことによってすごく人間らしくて、もちろんかっこよくて、ミステリアスがより一層増して、とても魅力的だなと思いました。3組の男女の恋愛を軸にラブストーリーが展開されていきます。その微妙な変化、人間の変化、恋愛心の変化っていうのも見ていただきたいですし、友達との距離感っていうのも、「あ、こんなことで!」とか「こういうことで仲良くなれるんだ!」とか「こういうときに支え合うんだ!」とか、そういうことも改めて考えさせられるのではと思います。あとは個性豊かなキャラクターが本当にたくさん出てきて、ドラマ自体もスピーディーに進んでいくので、ずっと楽しめるドラマだと思います。

松村北斗(長峰柊磨役)

 広瀬さんとは初共演から約9年ぶりで、当時一緒のシーンが多かったので結構しゃべっていたんですが、このドラマに入るときは久しぶりだから僕自身もギア入れなきゃと思って、初日から広瀬さんと積極的に話しました。僕自身、撮影現場では広瀬さんにリードしてもらってばかりですが、広瀬さんもゆだねているって話されていたので、互いに支えあって撮影が進んでいる感じです。僕が演じる柊磨はギャルソンで接客業でもあるので、広瀬さん演じる桜沢純や監督と話しながら、会話の仕方や受け答えを探りながら演じています。台本での純は、こうかな?と予想した逆をいく女性。柊磨からすれば自分の想像の中に収まらない不思議な相手。柊磨は人を翻弄している方が楽で、翻弄されることから逃げているはずなのに、不思議な存在の純が気になってしまう。“難アリ”な純を広瀬さんが演じることですごく個性的で魅力的になっています。登場人物全員が全く被らない個性を持ちつつ、何か同じ悩みというか、そういう共感性を持ち合わせた6人が集まったり、それぞれに恋愛をしたりとかすごく個性豊かな物語になっていると思いますので、ぜひ、楽しんで見ていただければと思います。

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