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朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ついにスタート!注目ポイントをチェック

最初のヒロインは上白石萌音!
最初のヒロインは上白石萌音! - (C) NHK

 清原果耶がヒロインを演じた連続テレビ小説「おかえりモネ」が最終回を迎え、11月1日からは新たに「カムカムエヴリバディ」がスタート。押さえておきたい注目ポイントを紹介する。

ヒロインの橘安子が誕生!第1回の場面カット【写真】

 連続テレビ小説の第105作となる「カムカムエヴリバディ」で描かれるのは、ラジオ英語講座とともに生きた三世代の女性たちが紡いでいく100年にわたる家族の物語。2007年度後期に放送された朝ドラ「ちりとてちん」の藤本有紀が脚本を手掛けたオリジナルストーリーが展開していく。

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 本作での新たな趣向は、朝ドラとしては初めて3人のヒロインが登場すること。最初のヒロインは上白石萌音ふんする安子。1925年、日本でラジオ放送が始まった日に岡山の和菓子屋「たちばな」に生まれた安子は愛されて育ち、やがてラジオ英語講座に出会う。安子は恋に落ち、結婚。数々の試練が安子に降りかかるが、ラジオ英語講座とあんこが安子を支える。

 二人目のヒロインは、自分らしく自由に生きようと岡山を飛び出した安子の娘・るい(深津絵里)。昭和30年代の大阪・道頓堀の小さなクリーニング店に住み込みで働くことになったるいは、新しい出会いなどを通じて人生を切り開いていく。そして最後は、るいの娘・ひなた(川栄李奈)が第3のヒロインとなり、昭和40年代の京都から物語が描かれていく。三者三葉のヒロインがどのようにバトンをつないでいくのか、見どころとなる。

 タイトルになっている「カムカムエヴリバディ」とは、かつて終戦直後の日本を元気づけた平川唯一(ひらかわ・ただいち)講師によるNHKラジオ英語講座(通称「カムカム英語」)のオープニング曲のタイトルのこと。「証城寺の狸囃子」のメロディーにのせて「カム♪カム♪エヴリバディ♪~」の歌が始まり、明るい歌声が多くの人々を励ました。戦後の日本を「明るくしたい」という平川講師の願いは、今を生きる私たちの未来をも切り開くパワーワードとなるはずということでタイトルに採用された。

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 物語を彩る主題歌は、俳優として朝ドラ出演経験もある森山直太朗が作詞・作曲を手掛けたAIの「アルデバラン」。語り(ナレーション)を担当するのは城田優で、英語講座を題材にしているということもあり、本編での英語と日本語を織り交ぜた語りにも注目だ。

 第1週では、1925年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日に精を受けた安子の物語が動き出す。あんこの甘い香りに包まれて成長した安子は、繊維工場の跡取り息子で、商科大学に通う青年・雉真稔(松村北斗)との出会いを果たし、英語が話せるという稔からラジオ英語講座の存在を教えてもらうことになる。(編集部・大内啓輔)

 連続テレビ小説の第105作「カムカムエヴリバディ」は11月1日よりスタート(月~土、NHK総合・午前8時~ほかにて放送、土曜は1週間の振り返り)

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