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『007』悪役ラミ・マレック、大きなプレッシャーだった

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック - (C) 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)でジェームズ・ボンドを演じることが最後となるダニエル・クレイグと悪役を務めたラミ・マレックの日本独占となる2ショットロングインタビュー映像が公開された。

ダニエル&ラミの2ショットインタビュー【動画】

 イギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズ第25弾となる本作。00(ダブルオー)エージェントを退いてジャマイカで静かに暮らしていたボンドだったが、旧友のCIAエージェントが助けを求めてきたことで、再び危険な任務に挑むことになる。

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 「これが最後の出演か?」と聞かれ、「ああ、本当に最後だ」とダニエルが答えるところから始まる今回の2ショットインタビュー。ラミは、完璧な頭脳と狂気を併せ持ち、人類の破滅を狙いながら自分を絶対の正義と信じて疑わない、最凶の悪となるサフィンを演じている。「大きなプレッシャーだった」と語るラミ。「(『ボヘミアン・ラプソディ』での)アカデミー賞受賞も尋常じゃなかったが、この役のオファーを受けた時も、本当に特別な瞬間だった。俳優にとって、夢でしかないような機会だ。一瞬、思っちゃったくらいだよ。『まだ若いけど、このあと引退するかも』ってね」と、自身にとって大きな出来事だったと明かした。

 お互いの印象について、ラミは「僕はダニエルを前にしても気後れしないようにと、十分、準備したつもりだった。でも、初めて現れた時のダニエルの武器の持ち方にやられた。そのパワーたるや、もう……ボンドとして歩くダニエルを見て、本当にMI6工作員が目の前を歩いてると思った。だから、どうしてもつい見とれてしまう瞬間がいくつもあった」と興奮気味に話す。一方のダニエルは照れ笑いを浮かべながら「ラミは真剣そのもので、プロに徹していた。だから集中を邪魔しないよう、距離を置いていた。特別な演技をするだろうとは思っていたが、想像を超えたすばらしさだった」と称えた。

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 アクションにまつわるトレーニングの話では、「1年ほどしたよ」と明かすダニエル。「どれくらいトレーニングするか、僕もセットで尋ねた」と言うラミは、「この話、してもいいのかな?」とダニエルに確認しながら、「1作目(『007/カジノ・ロワイヤル』)を始めた頃は、数カ月で済んだそうだ。今は、もう少しかかるって」と裏話を披露。それを受けダニエルは「昔は6カ月もあれば、すごくいい体に仕上がった。年を取って、期間が長くなった。でも、それだけの価値はある」と貫禄たっぷりに語っている。(清水一)

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ&ラミ・マレックの2ショット日本独占ロングインタビュー » 動画の詳細
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