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藤原竜也&西野七瀬、お姫様抱っこで役づくり「照れちゃいました」

(左から)タカハタ秀太監督、風間俊介、藤原竜也、土屋太鳳、西野七瀬
(左から)タカハタ秀太監督、風間俊介、藤原竜也、土屋太鳳、西野七瀬

 藤原竜也西野七瀬が12日、都内で行われた映画『鳩の撃退法』完成披露舞台あいさつに来場し、役づくりで距離感を近づけるため、お姫様抱っこやハグなどで緊張をほぐしていたことを明かした。この日は土屋太鳳風間俊介タカハタ秀太監督も登壇した。

【イベント写真】藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介ら集結!

 直木賞作家・佐藤正午によるベストセラー小説を映画化した本作は、かつては直木賞も受賞した天才作家・津田伸一(藤原)の新作小説を読んで魅了された担当編集者・鳥飼なほみ(土屋)が、彼の小説が本当にフィクションなのかという疑念を抱き、検証をはじめる謎解きエンターテインメント。

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 本作が撮影されたのは、コロナ禍になる直前だったという。ステージに立った藤原は「こんな状況ですが、ようやく来月公開することができてうれしく思います。僕らも現場で、この話は難しいなと思っていました。(劇中で)僕が書いた小説が、現実なのか、小説なのか、苦労したところがありましたが、このメンバー、監督の力によって、ステキな仕上がりになったと思います」と晴れやかな表情であいさつ。

 津田の行きつけのコーヒーショップの店員・沼本を演じた西野は、現場では緊張していたという。タカハタ監督からは沼本と津田の距離感を近づけるために「ハグしてみれば?」「お姫様抱っこをしてみれば?」というアドバイスを受けたそうで、西野は「無理やり、物理的に距離を近づけて、ほぐしてもらったということはありました。照れちゃいましたけど、確かにそれまで緊張していた気持ちはゆるっとなりました」と振り返った。

 読書好きなバーのマスター・幸地秀吉役の風間は「竜也くんと会って、一緒にお芝居ができるのが楽しみでした」と切り出すと、「竜也くんの役がまくし立てるようにしゃべっていて、僕はマイペースに淡々としゃべるという。このまじり合わない二人が、シンパシーを感じながら、どこか違うペースでしゃべるという。今までにないお芝居を楽しんでいました」と撮影を述懐した。

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 また、風間は藤原との過去のエピソードも披露。藤原が出演していた別の映画に、風間の友人も出演していたことがあったそうで、その撮影時に風間と電話をしていた友人が「竜也くんが変わってと言っているから変わるわ」と言ったことで、電話越しに話すことになったそう。風間は「そしたら『どうも藤原竜也です』って言うから、『どうも風間俊介です』と返して。『そっか、風間くんか。ありがとう』って言って、(藤原が)電話を友達に戻したんですね。あれ何だったんですか?」と尋ねるが、当の藤原は「記憶にないな。でも風間くんと話したかったんだろうね」と記憶があいまいな様子。「ということで、あらためてお久しぶりです」と藤原に向かって、笑顔であいさつした風間の姿に会場は大いに沸いた。

 一方、土屋は「わたしはバーが好きなんですけど、竜也さんが教えてくれた富山のバーがあって。撮影が早く終わった時に、行ってみようと思って、マネージャーさんとワクワクしながら行ったんですけどそこにすでに竜也さんがいて。すごく馴染(なじ)んでいらして。撮影の現場がバーだったんですけど、なんだかまた撮影現場に戻ってきたような感じがしました」と明かす。「長期滞在だったんで、いい店を探していたんですよ」という藤原に対して、「行きつけじゃないけど、行きつけの店にしたんですね」とツッコんでみせた風間。それに対して、「そう、無理やりね」と笑ってみせた藤原だったが、「撮影の時はコロナ前だったので、みんなでいろんな店に行きました。楽しい時間を過ごしましたね」としみじみ付け加えていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『鳩の撃退法』は8月27日より全国公開

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