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入江悠監督、コロナ禍に挑む渾身の自主映画『シュシュシュの娘』公開日が決定!

ヒロインは福田沙紀!
ヒロインは福田沙紀!

 『22年目の告白-私が殺人犯です-』『AI崩壊』などで知られる入江悠監督の最新作映画『シュシュシュの娘(こ)』が8月21日より渋谷ユーロスペースほかにて全国のミニシアターにて順次公開されることが明らかになった。

福田沙紀が「普段から目立たないこと」を武器に立ち上がる!場面カットほか【写真】

 本作は、最近ではメジャー映画で知れる入江監督が『SR サイタマノラッパー』シリーズ以来、自主映画としておよそ10年ぶりに手掛ける作品。昨年からのコロナ禍において苦境に立たされた全国ミニシアターで公開するために制作し、「仕事を失ったスタッフ・俳優と商業映画では製作しえない映画を作ること」「未来を担う若い学生たちと新たな日本映画の作り方を模索すること」「苦境にある全国各地のミニシアターで公開すること」を掲げ、監督自らも出資したクラウドファウンディングの支援金のみで製作が行われた。

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 スタッフとキャストも監督自身がSNSで募集をかけ、2,500名を超える応募から福田沙紀吉岡睦雄根矢涼香らなどが出演キャストとして選ばれた。スタッフにもニューヨークで活動していたものの、コロナ禍で帰国できなくなった石垣求(撮影)などが集結した。

 物語は、福谷市のはずれで暮らす25才の鴉丸未宇(からすまみう/福田)を主人公に展開していく。独り身で祖父の吾郎(宇野祥平)の介護をする未宇は市役所に勤めているが孤立しており、唯一寄り添ってくれるのは同じ役所に勤める先輩の間野幸次(井浦新)だけ。ある日、間野が市役所の屋上から自殺するが、それは理不尽な「文書改ざん」を命じられた末の死だった。悲嘆に暮れて帰宅した未宇に、吾郎は「仇をとるため、改ざん指示のデータを奪え」という衝撃のミッションをつげ、未宇は「普段から目立たないこと」を武器に密かに立ち上がる。

 あわせて8月11日より全国一斉プレミアム試写会が行われることも決定。作品のキービジュアルや場面カットも公開された。(編集部・大内啓輔)

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