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大河「青天を衝け」2人の子役が話題沸騰 対照的な魅力発揮

渋沢栄一の幼少期を演じる小林優仁(左)
渋沢栄一の幼少期を演じる小林優仁(左) - (C)NHK

 14日、新一万円札の顔としても注目される実業家の渋沢栄一の生涯を吉沢亮主演で描く大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほかにて放送)がスタート。栄一と、彼が深くかかわっていく将軍・徳川慶喜の幼少期を演じた二人の名子役が注目を浴びている。

【画像】かわいい!「青天を衝け」の子役たち

 本作は、幕末から明治にかけて約500もの企業を育て、約600の社会公共事業に関わり「日本資本主義の父」と称された栄一の波乱万丈な人生を追う物語。初回「栄一、目覚める」は、栄一と将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)の対照的な幼少期を中心に展開した。

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 栄一の幼少期を演じるのは、小林優仁(こばやし・まさひと)。2011年生まれ。特技は体幹、ストレッチ、ダンス、作曲など。これまで「刺青奇偶」「彦山権現誓助剱~毛谷村」などの歌舞伎の舞台を踏み、「青天を衝け」でテレビドラマ初出演を果たした。栄一は、衣類を染める藍作り、養蚕業を営む豊かな農家で生まれ、両親(小林薫和久井映見)からたっぷり愛情を注がれのびのびと育てられた。強情な性格は父譲り、おしゃべりなのは母譲り。勉学にも励み、お説教の途中も「なんで?」「●●とはなんだい?」と質問攻めにするなど好奇心旺盛な性格。罪人として投獄されていた砲術家の高島秋帆(玉木宏)との対話シーンでは「このままではこの国は終わる」と嘆く彼に「俺がこの国を守ってやんべぇ」と頼もしく宣言し、熱い正義感をのぞかせた。「●●だに!」といった方言もかわいらしいと評判に。

青天を衝け
第2回より。徳川慶喜の幼少期・七郎麻呂を演じる笠松基生(右)

 一方、徳川慶喜の幼少期・七郎麻呂を演じるのは笠松基生(かさまつ・もとい)。2009年生まれ。特技は指の柔らかさ、ハンドスプリングなど。出演作にドラマ「anone」(2018・日本テレビ系)、「神酒クリニックで乾杯を」(2019・BSテレ東)など。「anone」では、清水尋也演じる彦星の幼少期という役どころだった。「青天を衝け」では父・徳川斉昭(竹中直人)の期待を背負って厳しい英才教育を受け、子供らしからぬクールな顔つきが特徴。神童として名を馳せ、幼くして世継ぎのない一橋家の養子となった。なお、「毎日黒豆100粒を食し、牛乳を飲むこと」「水分を摂ることを避け、常にカラカラに渇いていなければならない」といった父の独特過ぎる健康法が視聴者を驚かせていた。

 放送中から、2人の子役の演技に「かわいい」「イケメン」「キラキラしている」と視聴者が沸き、「NHKの子役発掘眼がすごい」と盛り上がっていた。(編集部・石井百合子)

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