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長瀬智也、約3年ぶり連ドラ主演 宮藤官九郎脚本の王道ホームドラマでプロレスラー役

長瀬智也
長瀬智也

 2021年3月をもってジャニーズ事務所を退所するTOKIO長瀬智也が、TBS系で同年1月クールに放送される「俺の家の話」(毎週金曜夜10時~)で約3年ぶりに民放連続ドラマの主演を務めることが2日、明らかになった。長瀬演じるプロレスラーが長年疎遠になっていた父親の介護と遺産相続争いに巻き込まれるホームドラマで、長瀬と度々組んできた宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛ける。長瀬と宮藤が連ドラで組むのは「うぬぼれ刑事」以来約11年ぶり。

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 長瀬にとって2017年7月クールの「ごめん、愛してる」以来の民放連ドラ主演となる本作は、プロデューサーの磯山晶いわく長瀬と長期にわたって相談してきた企画。長瀬が演じるのは、かつては大規模プロレス団体に所属しプエルトリコチャンピオンにもなった人気レスラーで、今は小規模な団体で細々と活動を続ける観山寿一(みやま・じゅいち)。父親は、重要無形文化財「能楽」保持者で全国に一万人以上の門弟を持つ人間国宝という設定。ある日、20年以上音信不通になっていた父の危篤の知らせを受けたことから寿一はレスラーを引退し、謎のヘルパー女性と共に父の介護にあたることになる。

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 これまでに長瀬が出演した宮藤の脚本作品に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000年4月期)、「タイガー&ドラゴン」(2005年4月期)、「うぬぼれ刑事」(2010年7月期)など。宮藤が監督を務めた映画『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005)、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(2016)の主演も務めている。

 長瀬は本作への出演に「2021年1月期の金曜ドラマ『俺の家の話』で主演をやらせていただくことになりました。そして、磯山(晶)プロデューサーと宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 脚本の宮藤、磯山プロデューサーのコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

<脚本・宮藤官九郎>
 長瀬くん、磯山プロデューサーと、またドラマが作れる。こんなにうれしいことはないです。僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる。「長瀬くんと次やるなら、プロレスラーが親の介護をするホームドラマがいいです」こんな提案を受け入れてくれるプロデューサーは磯山さんだけだし、なんの疑問も持たずに肉体作りに励んでくれるのは長瀬くんしかいません。もう俺の頭の中では始まってる「俺の家の話」ですが、放送は1月からです。

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<プロデューサー・磯山晶>
 宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとドラマを作ることは、とてもワクワクして、とても刺激があって、それでいてホーム感があふれる私のライフワークです。またその作業に入れることがうれしくてたまりません。このドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています。宮藤くんとは、とにかく「現時点での長瀬智也の最高傑作を作ろう!」とずっと話し合って来ました。前代未聞の設定ですが、「家族っていいな」と思える王道のホームドラマを目指しております。是非、期待してください。

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