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今夜最終回「同期のサクラ」10年の物語が完結

それぞれの道を歩き始めた同期たちとサクラの絆の行方は…
それぞれの道を歩き始めた同期たちとサクラの絆の行方は… - (C)日本テレビ

 高畑充希主演のドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、毎週水曜よる10時~)が本日(18日)最終回を迎える。11日に放送された第9話は、就職活動中のサクラ(高畑)を、元上司の黒川森雄(椎名桔平)が花村建設に呼び戻そうとする場面で幕が閉じたが、第10話では黒川の部下となったことで訪れる試練が描かれる。ドラマの宣伝部は、サクラと同期の10年を締めくくる最終回に「最後に大きな展開がございます。働く人すべてに捧げる“応援歌”のような最終回になればと思っております」とコメントを寄せている。

【写真たくさん】最終話場面写真 サクラに訪れる本当の孤独…

 本作は、2017年に放送されたドラマ「過保護のカホコ」の主演・高畑と、脚本家・遊川和彦が再びタッグを組み、建設会社で働く会社員・サクラと4人の同期たち(橋本愛新田真剣佑竜星涼岡山天音)の絆を描く物語。

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 小さな離島から上京し、いつか故郷と本土をつなぐ橋をかけることを夢見て猪突猛進、いかなる試練にもめげず信念を貫いてきたサクラ。上司や権力者を敵に回してリスクを顧みず同期たちを助けるのと引き換えに、異動に次ぐ異動で自身の夢から遠ざかる一方のサクラは、挙句の果てに長い入院生活のすえ会社を解雇。第9話では、リハビリを経て就職活動に打ち込むもその努力は報われず、いつの間にかサクラの助けなしに自分の道を歩んでいく同期たちとの間に溝が生じていくさまが描かれた。

同期のサクラ
サクラを復帰させた黒川の狙いとは……?

 第10話では、2020年3月、花村建設で副社長となった黒川のもとで働くサクラの姿が。力があれば自分らしさを貫けるという黒川の理念に感化され仕事に没頭するサクラは、次第に同期からの悩み相談も疎ましく感じるように。サクラを心配して集まった同期たちと衝突し、いまだかつてない孤独を味わうことになる。

 撮影最後のシーンとなったのは、花村建設内のエレベーター前のシーン。サクラが「重役専用のエレベーターなど作らず、社員全員が乗れるようにすればいいと思わないか?」と問う黒川に、「思います」と短い言葉を返すというもの。

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 主演の高畑は、クランクアップ時に「皆さん、お疲れ様でした。朝が早くて体力的にも本当に大変でした。途中何回か、絶対倒れるかと思ったのですが、ビックリするほど体が丈夫に生まれたみたいで、風邪を引くこともなく、最後まで乗り切れて本当に良かったです。大変ではありましたが現場の雰囲気も非常に良く、本当に恵まれた環境の中でお芝居が出来たことに大変感謝しております。本当にありがとうございました」とタフなサクラさながらに撮影を振り返った。(編集部・石井百合子)

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