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池田エライザ、“天才”役のドラマで監督に感謝「自由を許してくれた」

撮影を「楽しかった」と振り返った池田エライザ
撮影を「楽しかった」と振り返った池田エライザ

 池田エライザが15日、スペースFS汐留で行われた主演ドラマ「左ききのエレン」の制作発表会に出席し、監督が自由を許してくれたという撮影を振り返った。この日は池田のほか、ともに主演を務めた神尾楓珠をはじめ、石崎ひゅーい中村ゆりか今泉佑唯吉村界人八木アリサ、原作者のかっぴー後藤庸介監督が来場した。

神尾楓珠、池田エライザ、今泉佑唯ら登場!【写真】

 本作は、自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見て広告代理店で働く朝倉光一(神尾)と、圧倒的な芸術的才能に恵まれながら、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田)が主人公。相対する2人の敗北や挫折を通して、本当の自分を発見していく姿がリアルに描き出される。

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 NYで活動する画家のエレンを演じる池田は「正直、天才というのは計り知れないと思う部分が多いのですが、エレンは人間らしさを感じることが多くて、やってよかったなと思います」とコメント。一方、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で注目を浴びた神尾は、本作が地上波初主演作となる。「初主演なので、そのプレッシャーはあったんですけど、“何者かになりたい”という気持ちは誰にでもあるものだと思う。それを光一に出せたらいいなと思って演じました」と語った。

左ききのエレン

 撮影を振り返って、後藤監督は「神尾くんは比較的ちゃんとして真面目なタイプだけど、みなさんは自由な天才肌タイプでしたね」と感想を口にする。すると池田や中村たちは「私も真面目だと思う」と納得していない様子を見せると、神尾も「めちゃめちゃ居心地悪かったです」とジョークを交えて返答し、笑いを誘った。

 続けて池田は「でも、自由を許してくれる撮影現場でした。(監督が)『エライザ的にはどういうふうに動きたい?』と聞いてくれるので、したいことを伝えると、『じゃあ、そうしよう』と言ってくれて。撮影に参加できている感じがして、楽しかったですね」としみじみ振り返った。(取材・文:壬生智裕)

MBS/TBSドラマイズム「左ききのエレン」はMBSにて10月20日より毎週日曜24時50分~(初回は25時15分~)、TBSにて10月22日より毎週火曜25時28分~放送

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